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きさげ加工とは
「きさげ」とよばれるノミ状のスクレーパー工具を使い、
鋳物などの表面を平らに仕上げる金属加工法です。
(英語:Hand Scraping)
金属をすり合わせながらわずか数ミクロンのくぼみ(凸凹)を平らに削ることで、
工作機械ではできない超平面仕上げ が実現。きさげ加工は古くから職人による
手作業で行われ、「キサゲ作業」や「きさげかけ」ともよばれます。
熟練作業者による「きさげ」は機械加工よりも平面度が高く、NC工作機械の
基準面となるベッド(土台)や、テーブルなどの案内面・摺動(しゅうどう)面の加工にも
使われています。
<きさげ加工の特徴と工作機械>
きさげ加工はNC工作機械のベッド(土台)やコラム(柱)など、機械の精度を
左右する重要な構成部品の加工に使われています。
マシニングセンタやNC研削盤などの機械ではできない、1ミクロン以下の高い
精度(平面・直角面)が得られ、
部品同士をピッタリとたわみなく締結することができます。
また、きさげ加工でできたミクロン代のくぼみは、潤滑油の「油だまり」となり、
テーブルやパレットのスムーズな摺動(しゅうどう)を可能にします。
摩耗に強く、摩擦による機械の「熱変位防止」にも効果を発揮します。
<きさげ加工の工程>
❑赤アタリを付ける(きさげ加工)
基準面となる定盤(ジグ)に染料を付け、加工前のワークをこすり合わせる。
ワークの「凸」部分に染料が移る(赤アタリ)ので、そのアタリをきさげで削り落としていく。
❑黒アタリを付ける(きさげ加工)
ワークに染料を付け、基準面となる定盤(ジグ)にこすり合わせる。
ワークの「凸」部分だけ染料がはがれる(黒アタリ)ので、そのアタリをさらに
きさげで薄く削り落とす。
黒アタリの濃淡を調整することで、高い平面度や摺動(しゅうどう)性を得ることができる。
❑仕上げ(きさげ加工)
1~2を繰り返すことで、精度の高い平面へと仕上げる。
(実際の工程は、現場や企業によって変わる)
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2023/3/7
会社名 |
株式会社 遠藤製作所 (えんどうせいさくしょ) |
エミダス会員番号 | 72643 |
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国 | 日本 | 住所 |
日本 山形県 山形市 |
電話番号 | 023-685-5015 | FAX番号 | 023-685-5016 |
資本金 | 7,000 万円 | 年間売上高 | 150,000 万円 |
社員数 | 76人 | 担当者 | 西嶌 新 |
産業分類 | 産業用機械 / OA機器 / 医療機器 | ||
主要取引先 |
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