自動車(試作)
冶具
竹中機械製作所では、自動車業界向けバリ取り装置に使用される専用チャック爪の精密製作に対応しています。量産対応を前提とした設計と工程構成により、H8公差や熱処理後の精度管理まで一貫して対応可能です。
【バリ取り機用チャック爪とは】
チャック爪は、加工ワークを固定するための重要な構成部品であり、バリ取り機においては、ワークの位置決めと安定固定を担います。使用頻度が高く、繰り返し着脱されるため、耐摩耗性と寸法精度が求められます。
特に、H8~0.2程度の嵌合精度と、焼入れ後の変形管理が品質に直結します。
【加工仕様】
・材質:SUJ2(高炭素クロム軸受鋼)
・熱処理:焼入れ HRC60〜
・公差:H8級(約±0.02〜0.033mm)、部位により±0.2対応
・ロット対応:試作1個〜量産100個まで対応
・形状対応:ワーク形状に合わせたカスタム形状、ストレート/段付き/V字型など
【製作工程】
1. 素材切断および前加工(旋盤・マシニング)
2. 焼入れ処理(HRC60以上)
3. 歪み矯正・仕上げ加工(研削含む)
4. 三次元測定および公差管理による検査
焼入れ後の変形を見越した加工工程と、冶具設計によって、寸法再現性と連続ロットでの安定供給を実現しています。
【対応する用途と設備】
・自動車部品用バリ取り機の専用チャック爪
・搬送ロボットの着脱固定部品
・機能検査装置のワーク保持冶具
・高速回転設備におけるワーク接触部品
これらの設備では、チャック爪の材質や形状だけでなく、ネジ穴やキー溝、摺動面の精度管理も必要とされるケースがあります。形状に応じた専用加工にも対応可能です。
【品質管理】
・使用材料はミルシート管理可
・焼入れ硬度検査対応可(ロット内サンプル)
・寸法検査:三次元測定機、ピンゲージ、マイクロメータなど
・出荷前検査成績書対応(オプション)
用途上、他部品との嵌合や接触が発生するため、表面仕上げや角処理、面取り指示にも柔軟に対応しています。
【このような課題に対応します】
・焼入れ後の寸法変化でチャック爪が合わない
・量産の立ち上げに向けて安定した品質が必要
・装置改良に合わせてカスタム形状の爪を製作したい
・少量で複雑な形状の爪を依頼したい
用途や取付構造に応じた形状検討の段階から、図面化・製作まで対応可能です。まずは現品やスケッチからでもご相談ください。
【お問い合わせ先】
株式会社竹中機械製作所
〒262-0013 千葉県千葉市花見川区こてはし町1669-4
TEL:043-259-2609
FAX:043-250-2074
URL:http://www.takenaka-kikai.co.jp/
| 会社名 |
株式会社 竹中機械製作所 (たけなかきかいせいさくしょ) |
エミダス会員番号 | 5530 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 千葉県 千葉市花見川区 |
| 電話番号 | 043-259-2609 | FAX番号 | 043-250-2074 |
| 資本金 | 1,000 万円 | 年間売上高 | |
| 社員数 | 38人 | 担当者 | 高橋秀和 |
| 産業分類 | 治工具 / 工作機械 / 産業用機械 | ||
コンテンツについて
サービスについて
NCネットワークについて
