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新製品の開発では、いきなり量産用の金型を製作するのではなく、まず試作によって形状や成形性を確認する工程が重要になります。特に立体形状の部品では、量産時のプレス加工を想定しながら、試作段階で実際の形状を確認することが求められます。そこで、ヘラ絞りによる試作からプレス加工による量産まで、開発段階に応じて工法を切り替える方法があります。この記事では、ヘラ絞り試作、簡易金型、本型、量産という流れから、試作と量産をつなぐ工法切替について解説します。
【技術・製品概要】
ヘラ絞りは、金属板を回転させながら工具を材料へ押し当て、目的の立体形状へ成形する加工方法です。市川鉸工業ではNCスピニングマシンを使用したヘラ絞りに対応しており、単品や試作、少量生産に適した加工方法として活用されています。
一方、プレス絞りは金型を用いて材料を成形するため、量産を想定した安定した加工工程を構築しやすい方法です。プレス加工では精密プレス金型を自社で設計・製造し、多工程絞りや深絞りにも対応しています。
【特長・技術ポイント】
〈ヘラ絞りで試作形状を確認〉
開発初期では、量産用の本型を製作する前に、ヘラ絞りで試作品を製作する方法があります。ヘラ絞りは単品や試作への対応に適しているため、製品形状を実際の金属部品として確認できます。図面だけでは判断しにくい立体形状についても、試作品を通して検討を進められる点が特徴です。
〈簡易的な工程から量産工法へ移行〉
試作で形状を確認した後は、量産を見据えてプレス加工への切り替えを検討します。試作段階と量産段階で工法を分けることで、開発時の形状確認と量産時の生産方法をそれぞれの目的に合わせて考えられます。必要に応じて簡易的な金型による成形を検討し、その後の本型製作へつなげる考え方もあります。
〈本型製作とプレス量産につなげる〉
量産工法としてプレス加工を採用する場合は、製品形状に合わせて本型を設計・製作します。市川鉸工業では精密プレス金型を自社で設計・製造しており、プレス加工まで一連の工程として対応しています。試作で確認した形状をもとに量産工程へ移行することで、開発から量産までの流れをつなげられます。
〈試作と量産で工法を使い分ける〉
ヘラ絞りとプレス加工は、どちらか一方だけを選択するものではありません。試作段階ではヘラ絞りを活用し、量産段階ではプレス加工へ切り替えることで、それぞれの加工方法が持つ特徴を活用できます。市川鉸工業ではプレス加工とヘラ絞り加工を扱っており、製品開発の段階に応じた工法の切り替えを検討できます。
【活用例】
〈立体形状部品の試作から量産〉
立体形状の部品を新たに開発する場合、まずヘラ絞りで試作品を製作し、形状を確認する方法があります。試作した部品をもとに形状を検討し、量産段階ではプレス絞りへ切り替えることで、本型を使用した量産工程へ移行できます。開発初期と量産時で必要となる加工方法を分けて考えられることがポイントです。
〈試作形状を確認して工法を切り替えるケース〉
試作段階では、製品形状や成形状態を確認しながら次の工程を検討します。プレス量産への移行が決まった場合は、本型の設計・製作を進め、量産工程へつなげます。試作から量産まで同じ加工会社で工程をつなぐことで、加工方法の切り替えを含めた製作計画を検討しやすくなります。
【まとめ】
ヘラ絞りによる試作とプレスによる量産を使い分けることで、開発段階の形状確認から量産工程までを段階的に進められます。試作ではヘラ絞りを活用し、形状を確認したうえで簡易金型や本型を検討し、量産ではプレス加工へ切り替える流れが考えられます。
試作と量産で加工方法が変わる場合でも、ヘラ絞り、プレス、金型製作までの工程を連携させることで、工法切替を含めた一貫した製作を検討できます。新製品の試作から量産への移行や、量産を見据えた工法選定についても相談可能です。
【お問い合わせ先】
市川鉸工業株式会社
〒370-1203 群馬県高崎市矢中町1131-1
TEL:027-346-2616
FAX:027-346-1065
URL:https://i-shibori.com/
| 会社名 |
市川鉸工業株式会社 (いちかわしぼりこうぎょう) |
エミダス会員番号 | 106142 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 群馬県 高崎市 |
| 電話番号 | 027-346-2616 | FAX番号 | 027-346-1065 |
| 資本金 | 1,200 万円 | 年間売上高 | 50,000 万円 |
| 社員数 | 30人 | 担当者 | 堀野暉史 |
| 産業分類 | 工作機械 / 家具 / 照明器具 | ||
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