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金属部品の設計において、曲面に穴やスリットを開ける加工は難易度が高い工程のひとつです。従来はプレスや機械加工で対応してきましたが、曲率や形状によっては寸法誤差やバリ、外観不良が生じやすくなります。そこで注目されているのが三次元レーザー加工です。複雑な曲面に対しても正確に穴やスリットを加工でき、デザイン性と機能性を両立することが可能です。本記事では、三次元レーザー加工を活用した設計アイデアを紹介します。
【三次元レーザー加工の特徴】
三次元レーザー加工は、従来の平板加工用レーザーとは異なり、立体的な曲面や複雑な形状に直接加工できる技術です。
・曲面や円筒形状に対しても正確に穴開けや切欠きが可能
・金型を使わずに複雑なパターンを実現
・加工後のバリや歪みが少なく、仕上がり精度が高い
これにより、プレスや機械加工では難しい加工を効率的に実現できます。
【設計におけるメリット】
三次元レーザー加工を前提に設計することで、以下のようなメリットがあります。
・カバーやセードなどの曲面部品に、後加工を減らして直接穴やスリットを設けられる
・治具や専用金型の削減により、試作や小ロットでのコスト削減が可能
・板厚や材質に応じてレーザー条件を調整できるため、ステンレス・アルミ・鉄など多様な素材に対応可能
・曲面に沿った穴配置により、機能性(通気性・放熱性など)と意匠性を両立
設計の自由度が広がり、開発初期段階から量産まで効率的に進めることができます。
【製作事例】
三次元レーザー加工を用いた代表的な事例には以下があります。
・照明用セード:ヘラ絞りで成形したアルミセードに、三次元レーザーで均一な穴パターンを加工。意匠性と機能性を両立。
・産業用カバー:曲面部にスリットを設け、冷却性能を確保。機械加工では困難な曲率に対応。
・試作部品:設計変更の多い開発段階で、金型を起こさずに複雑形状の穴加工を実現。
これらの事例は、加工精度の高さと設計変更への柔軟性を示しています。
【用途分野】
三次元レーザー加工は、以下のような分野で有効活用されています。
・照明機器:デザイン性を重視したセードやカバー
・自動車部品:複雑な形状を持つバーナーヘッドやカバー部品
・建築設備:意匠性と機能性を両立する換気用カバー
・産業機械:冷却や通気を目的とした曲面カバー部品
幅広い分野で、外観と性能の両立が求められる部品に適しています。
【加工条件と品質管理】
・対応サイズ:最大加工範囲は2500×6000mm
・対応板厚:鉄は22mmまで、ステンレスやアルミも対応可能
・検査体制:ノギス、マイクロメータ、ハイトゲージによる寸法確認
・外観検査:穴の形状精度、バリやキズの有無を重点確認
これらの体制により、試作から量産まで安定した品質を確保しています。
【まとめ】
三次元レーザー加工は、曲面部品の設計自由度を広げ、金型レスで高精度な穴加工を実現する技術です。照明用セードや産業用カバーなど、意匠性と機能性を兼ね備えた部品に最適です。試作段階では設計変更に柔軟に対応でき、量産段階では品質とコストを両立できます。曲面加工や意匠性を重視した部品を検討する際に、三次元レーザーを活用した設計は有力な選択肢となります。
【お問い合わせ先】
市川鉸工業株式会社
〒370-1203 群馬県高崎市矢中町1131-1
TEL:027-346-2616
FAX:027-346-1065
URL:https://i-shibori.com/
| 会社名 |
市川鉸工業株式会社 (いちかわしぼりこうぎょう) |
エミダス会員番号 | 106142 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 群馬県 高崎市 |
| 電話番号 | 027-346-2616 | FAX番号 | 027-346-1065 |
| 資本金 | 1,200 万円 | 年間売上高 | 50,000 万円 |
| 社員数 | 30人 | 担当者 | 堀野暉史 |
| 産業分類 | 工作機械 / 家具 / 照明器具 | ||
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