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高出力の永久磁石として知られるネオジム磁石(NdFeB磁石)は、モーター、センサー、スピーカーなどの電子機器に欠かせない部品です。しかし、ネオジム磁石は耐食性に弱く、空気中の水分や塩分で容易に腐食してしまうため、適切な表面処理が不可欠です。この記事では、ネオジム磁石向けのめっき技術と、磁気特性を損なわずに信頼性を高めるための工夫をご紹介します。
◇ネオジム磁石の特性と課題
ネオジム磁石は、優れた磁力を持つ反面、Fe(鉄)成分が多く酸化しやすいという課題があります。また、磁性を保つためには高温や化学的なダメージにも注意が必要です。めっき処理によって腐食を防ぎつつ、磁石本来の性能を損なわないようにするには、特殊な前処理と膜構成が求められます。
◇製品詳細
・対象素材:焼結ネオジム磁石、ボンドネオジム磁石
・推奨構成:Ni-P下地+NiまたはNi+Au/Cr仕上げ
・膜厚:合計5〜10μm(機能に応じて調整)
・処理サイズ:〜100mm程度まで対応
・磁力保持:表面処理後も磁力への影響は最小限(社内検証済み)
◇特徴
・高耐食性:湿潤・塩分環境下でも長期間の性能維持が可能
・高密着性:磁石特有の多孔質構造にも対応した活性化前処理
・非導電処理可能:必要に応じて絶縁めっきも対応
・低温処理対応:磁力低下を防ぐため、低温プロセスを設計
・外観品質:高級感のある仕上がりで外装部品にも使用可能
◇使用例
・小型モーターのローター部
・自動車用センサーやアクチュエータ
・医療機器の磁力制御部品
・スピーカーやイヤホンの振動子部
・磁気センサー用シャント部品
◇加工方法
ネオジム磁石は一般の金属素材と異なり、粉末焼結体のため表面に微細な凹凸が多く、酸化も早く進行します。そのため、めっき前に乾式ブラストまたは化学研磨で表面を整えた後、専用の前処理液で活性化します。Ni-P系下地めっきにより緻密なバリア層を形成し、仕上げにNi、Au、Crなどのめっきを施して耐食性と意匠性を付加します。
◇独自の取り組み
高松メッキ工業株式会社では、磁性材料に対応する特殊めっき技術を長年にわたって研究・改良してきました。ネオジム磁石に対しても、素材ごとの磁気特性を損なわないような工程設計を行い、試作段階から密着性・耐食性・磁力保持の三点評価を徹底しています。また、高周波・熱変化に強い複合構成の提案も可能です。
◇まとめ
ネオジム磁石は、高機能製品の小型化・高性能化に欠かせない素材です。その性能を最大限に引き出すには、信頼性の高い表面処理技術が必要不可欠です。高松メッキ工業株式会社では、素材の特性を踏まえた最適なめっき構成をご提案し、試作から量産まで一貫して対応しています。磁気部品の耐久性や安全性に課題を感じている方は、ぜひ一度ご相談ください。
◆お問い合わせ先
高松メッキ工業株式会社
〒916-0081 福井県鯖江市石田下町12-9-3
TEL:0778-52-2615
FAX:0778-52-2931
URL:https://takamatsu-pc.jp/
| 会社名 |
高松メッキ工業 株式会社 (たかまつめっきこうぎょう) |
エミダス会員番号 | 105339 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 福井県 鯖江市 |
| 電話番号 | 0778-52-2615 | FAX番号 | 0778-52-2931 |
| 資本金 | 4,500 万円 | 年間売上高 | |
| 社員数 | 10人 | 担当者 | 代表取締役 高松英之 |
| 産業分類 | 電子部品 / 医療機器 / レジャー用品 | ||
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