切削工具・ツーリング
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バリ取り作業の自動化を検討されている方なら、「フローティング機構」という言葉を一度は聞いたことがあるかもしれません。
このフローティング機構は、ロボットによるバリ取り作業において「効率」と「品質」の両立を実現する重要な仕組みのひとつです。
バリ取りロボットの導入を検討されている方向けに、「フローティング機構とは何か?」からその仕組み・メリットまでわかりやすく解説します。
❓フローティング機構とは?基本の仕組みを解説
フローティング機構とは、バリ取り工具を一定の押し付け力で製品表面に当てながら、なめらかに動かしてバリを除去するための機構です。
従来のバリ取り装置は、「リジッド(軸先固定)式」と呼ばれ、ロボットのティーチングに沿って刃先が動く構造が主流でした。しかしこの方式では、製品の形状ばらつきや不規則なバリには対応しきれず、仕上がりにムラが出ることもありました。
それに対し、フローティング機構ではスプリングや圧縮エアなどで押し当てる力を一定に保ちながら、製品表面の凹凸やバリの突起に追従して加工することが可能です。これにより、より柔軟で高品質な仕上がりが期待できます。
❓なぜフローティング機構が必要なのか?バリ取り自動化における利点とは
フローティング機構をバリ取りロボットに搭載することで、作業効率と品質が大きく向上します。ここではその主な理由を2つご紹介します。
①製品のばらつきに対応しやすく、「バリ取りの精度」が向上
リジッド式では、プログラムされた動作に従って一定のルートで削るため、部品ごとの微妙なバラツキには対応しづらく、均一な仕上がりが難しいという課題がありました。
一方で、フローティング機構は工具の先端が製品表面の凹凸やバリに合わせて自然に傾いたり伸縮したりする構造。そのため、形状の違いにもしなやかに対応でき、仕上がりのばらつきを抑えることができます。
特に医療機器や自動車部品のような高精度を求められる加工品では、この機構が威力を発揮します。
②押し当て力の調整が不要で、「作業効率」が飛躍的にアップ
リジッド式のバリ取りでは、加工箇所ごとにティーチングの微調整を行う必要があり、手間がかかっていました。
しかしフローティング機構を採用すれば、一定の押し当て力を自動で維持できるため、工程ごとの再設定が不要。その結果、バリ取りの生産効率が大幅に向上し、不良率の低減にもつながります。
⚖️スプリング式とエアフロート式の違いとは?それぞれの特徴と課題
フローティング機構には大きく分けて「スプリング式(バネ)」と「エアフロート式(圧縮エア)」の2タイプがあります。
● スプリング式(バネ機構)
バネの反発力を使って、工具の刃先がX・Y・Z方向に柔軟に動く構造です。比較的シンプルな機構ですが、以下のようなデメリットがあります。
・フロート力(押し当て圧)がバネの反発力に依存しており、部位によって力加減が変わってしまう
・押し付け力を変える場合、バネ自体を交換する必要がある
・反発力が強すぎると、バリがうまく除去できなかったり、逆に製品自体を削ってしまうリスクがある
●エアフロート式(圧縮エア機構)
スプリング式と同様に刃先が傾動・伸縮する構造ですが、押圧をバネではなく圧縮空気で制御します。エア圧を変えるだけでフロート力の調整が可能なため、段取り替えやバネ交換の手間がなく、安定した加工品質が得られます。
また、バネのように力が位置によって変化することもないため、一定の押圧で高精度なバリ取りが可能になります。
🧰FINESYSTEMのエアフロート式アタッチメント『AF40型』
当社が開発した「エアフロート式バリ取りアタッチメントAF型」は、圧縮エアによって押し当て力を自在に調整し、複雑な形状やバリの大きさに応じて柔軟に対応可能です。
押し当て力の調整はエア圧を変えるだけで行えるため、工具交換や段取り替えの回数を減らし、作業時間の短縮にも貢献します。
また、異なる材質や製品形状に対しても、同じアタッチメントで対応できる汎用性の高さも評価されています。
🧑🏼🏭「熟練工の感覚」をロボットで再現する時代へ
これまでのバリ取り作業は、熟練者の経験や判断に頼っていた工程でした。しかし、フローティング機構の進化とともに、こうした技術も機械で再現できるようになってきています。
特にエアフロート式は、人間の手首のような柔軟な動きをロボットに再現させることで、より自然で丁寧なバリ取りを可能に。高品質かつスピーディーな加工を実現しています。
📞バリ取り自動化における課題解決ならFINESYSTEMへ
FINESYSTEMでは、バリ取りの品質向上と自動化を両立するため、以下のような課題に対応する製品・ソリューションを提供しています。
・どのバリ取り機を導入すべきか迷っている
・熟練者のような精度を保ちつつ、作業時間・コストを削減したい
・作業者不足や工数削減に対応したい
このようなご要望をお持ちの方は、ぜひ一度FINESYSTEMまでご相談ください!
お客様の用途や製品に合わせた最適な機構やバリ取りツールをご提案いたします。
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| 会社名 |
株式会社 FINESYSTEM (ふぁいんしすてむ) |
エミダス会員番号 | 103221 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 愛知県 豊田市 |
| 電話番号 | ログインをすると表示されます | FAX番号 | ログインをすると表示されます |
| 資本金 | 2,000 万円 | 年間売上高 | |
| 社員数 | 39人 | 担当者 | 小笠原 英城 |
| 産業分類 | 産業用機械 | ||
| 主要取引先 |
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