3Dプリンターおよび砂型鋳造による試作品、各種部品・商品の製造、販売 産業用CTの販売および検査・測定サービス
PRコメント
JMCは鋳造を中心に、試作品の製作や小ロットの量産を承っております。
鋳造事業では、製造工程を社内で一貫して行うことで、安定した製品品質と短納期を実現しています。また高品質を求めるお客さまのご要望に応え、非破壊検査と三次元測定が可能な産業用CTスキャナを導入しました。
砂型鋳造
鋳物加工(アルミニウム・マグネシウム合金)
マグネシウム・アルミニウム・亜鉛合金の取扱い
ダイカスト材・MEL合金などの特殊材の取扱い
木型設計・製作
鋳造品の熱処理
鋳造品のHIP処理
◎砂型鋳造用マグネシウム合金について
☆対応可能なマグネシウム合金
*AZ91D
*ZE41A(RZ5)
*EV31(Elektron21)
*WE54A
☆マグネシウム合金の特性
*実用金属として最も軽い (アルミニウム合金 9.18 kg ⇒ マグネシウム合金 6.37 kg)→材料置換を行うことで約30%の軽量化に成功
*耐くぼみ性に優れる
*切削性に優れる
*温度による寸法変化が少ない
*比強度・比剛性に優れる
*振動吸収性に優れる
*安定した電磁遮断性を有する
☆1つの木型で複数材料を鋳造
JMCではアルミニウムからマグネシウム合金への材料置換を同一木型で製作することが可能です。また多くの材料を常備しており、お客様のご要望に合わせ迅速に材料置換が可能です。
☆酸化について
マグネシウム合金は物性上、酸化しやすい傾向にあります。化成処理・アルマイト処理・塗装処理により酸化を防止することが可能です。
◎MEL合金などの耐熱マグネシウム合金にも対応します
☆MEL社について
MEL合金を開発するマグネシウムエレクトロン社は、世界的な技術産業へのマグネシウムの製品やサービスの開発、製造および供給に特化した会社です。
☆MEL合金について
MEL開発合金は、亜鉛・希土類(レアアース)及びジルコニウムを含む高強度マグネシウム合金となっており、マグネシウムの弱点でもある、耐熱・強度の特性を上げ航空宇宙、レースカー、軍事、電子アプリケーションなどの特殊少量生産品向けに開発された砂型合金用の素材です。
詳しくは下記の鋳造専門サイトをご覧ください。
JMCは複数の砂型鋳造合金での試作に対応しています。
砂型用アルミニウム合金では、主に以下の合金を取り扱っています。
☆対応している主なアルミニウム合金
*AC2A
*AC2B
*AC4A
*AC4B
*AC4C
*AC4CH
*AC7A
*AC8A
☆ダイカスト合金への対応
JMCではご要望に応じてADC12材での試作にも対応致します。
ADC12材に合わせたT6処理などを行うことで、よりダイカスト品の物性に近づけることが可能です。
詳しくは下記の鋳造専門サイトをご覧ください。
☆溶湯(ようとう)管理
一般的に鋳造の際に起きる不良として巣・ピンホールといった小さな穴の欠陥が起きることがあります。中でもピンホールは解けた状態でのアルミ合金= 溶湯に水素が入っていることが一番の原因です。溶湯状態で水素ガスを取り除く行為を溶湯管理と言い、品質管理上とても重要な工程になります。以前は職人の手による撹拌作業や、フラックスと呼ばれるカイザイブツ除去剤などを使用して水素ガスを取り除く作業をしていましたが、現在ではGBF( ガスバグリング装置)= アルゴンガスや窒素ガスを混入させながら自動撹拌する装置があり、人の手による作業は大幅に削減され安定した溶湯品質を保つことができるようになりました。
また、確認方法も少量のアルミ合金を減圧し目に見えないような小さな穴を肥大化させて目視確認を可能にするピンホール試験機や水素ガスの量を数値化する試験機などがあり、アルミ合金の鋳造では溶湯管理がより定量的にできるようになっています。
☆ミルシートサンプル
JMC では素材品質を保証するためにミルシートを発行しています。ミルシートでは通常の材料成分の他、お客さまのご要望に応じて強度試験を行い、素材の性質も保証することが可能です。
☆三次元測定
従来は現品にケガキ線を入れ鋳物の精度を把握しておりましたが、近年製品デザインの複雑化が進み、機械加工機の精度も向上する一方で、品質保証の価値も向上しております。JMCではこのような製品精度を実現するために、検査の面から三次元測定や非接触測定で品質保証を行なっています。三次元測定機では、製品の表面から複数の点をとり、それらの距離や角度を基に製品の寸法や形状を測定します。測定誤差は4μmまで保証することが可能です。JMCではお客さまから頂いた図面データを確認する際に測定方法の打合せも行わせて頂きます。
☆浸透探傷試験(カラーチェック)
JMCでは通常の外観検査では検出困難な、割れ(クラック)等の鋳造欠陥に対して浸透探傷試験による品質保証を行なっています。
試験の実施は、一般社団法人日本非破壊試験協会認定の浸透探傷試験(PT レベル2) 認定資格取得者によって行われ、正式な報告書の提出も可能です。
~浸透探傷(たんしょう)試験とは~
赤色や蛍光の浸透性のよい検査液を用いて、表面の割れ、ブローホールなどを検出する非破壊検査方法です。金属、非金属を問わず、表面に開口したきずを検出でき、多様なシチュエーションで広く利用されている検査方法です。
☆CTスキャンサービス
高出力なX 線照射能力を備えたCT スキャナで、非常に短時間で中子ズレの検証や素材内部の鋳巣確認を行うことが可能です。JMCではCTスキャンを導入することで、安定した品質を提供しています。
☆耐圧検査
洩れが懸念される製品に対して、ヘリウムガスによる0.3Mpa 以下の水没耐圧試験を行います。また耐圧検査用の治具製作にも対応します。
詳しくは下記の鋳造専門サイトをご覧ください。
☆鋳造品への追加工について
砂型鋳造はダイカストに比べ、納期とイニシャルコストで優位性がある反面、寸法精度に劣ります。そのため、他の部品との合わせ面など、精度を必要とする箇所にはマシニングセンタによる追加工を施します。JMCでは複数のマシニングセンタで、短納期での機械加工を実現します。
☆社内一貫で実現する加工精度
鋳造品の追加工は、素材精度と基準の取り方が大きなカギとなります。これに対し木型の構成を理解することで加工治具の製作をスムーズに行うことができ、鋳造工程を理解することで、素材の基準位置を把握することが可能となります。JMC の機械加工では社内一貫生産という特徴を生かし、他工程を理解したスタッフが加工を行います。
☆5軸マシニングセンタ
同時5 軸・多面加工を行うことで段取り替えの作業をなくし、加工スピードの向上と、精度向上、治具の簡略化によるコスト削減を実現します。さらにJMC では5 軸加工機に2 パレットを搭載し、常に加工し続けられる体制を構築しています。
☆素材供給
JMC は鋳造品の素材提供もしております。多くの加工メーカー様へ素材供給をさせて頂き、加工し易い鋳造品との評価をいただき多くのリピーターに繋がっています。
詳しくは下記の鋳造専門サイトをご覧ください。
☆仕上工程について
砂型から取り出した製品には、湯口やバリなどの不要部分がついているため、手作業による仕上が必要になります。仕上工程では専門の職人が細部にわたって手を加えることで、より優れた鋳肌の実現に取り組んでいます。
☆鋳造品の熱処理について
アルミニウム合金は焼入れや焼きなましなどの熱処理を施すことによって、強度・硬度や切削性を向上することが出来ます。同時に反りの矯正なども行えますが、製品形状によっては歪みが発生することがあり、その場合には、本来の形状を確保するための矯正作業が必要になります。
JMCでは社内で熱処理を行うことで納期の短縮を実現するとともに鋳造品の歪みを解消し、その後の機械加工で安定した精度を出す製品を実現しています。
T4、T5、T6、T7処理他、指定条件での対応が可能です。
詳しくは下記の鋳造専門サイトをご覧ください。
溶解設備
溶解炉5基のうち4基をアルミニウム合金専用炉、1基をマグネシウム合金専用炉としており、両材料を同時に鋳造可能な体制を整えています。これによりマグネシウム合金でも、アルミニウム合金と変わらない短納期対応を実現しています。
溶解設備一覧
*電気炉 Al 専用 300kg 1基
*ガス炉 Al 専用 300kg 3基
*ガス炉 Mg 150kg 1基
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木型設計
木型設計には「収縮率」「取り代」「鋳造方案」「加工クランプ」「矯正治具」等、多くの重要な要素が存在し、最終工程を見据えた鋳造方案が鋳造品の品質と納期を決定します。
JMCでは最終工程まですべて社内で完結させることで、スピードと品質の向上を目指しています。
☆特徴
木型ではケミカルウッドを素材として製作するため、金型に比べ容易に修正を行うことが可能です。
ケミカルウッドは、主にポリウレタンを使用し人工的に木材のような質感を表現した素材を 用います。また発泡密度により、硬さや重さを選ぶことができる他、木材のように木目や節がなく安定した素材の為、切削性に優れています。ただし ABS 等の樹 脂と比べ強度は弱く、製品としてそのまま使用される事はありません。近年では木型はマシニングセンターで加工される事が多くなっておりますが、刃物の R、継ぎ目などには手作業が必ず必要です。手作業とマシニングセンターとの調和により、短納期、高品質な木型の製造が可能になります。また本工程での鋳造法案の設計が鋳造品の品質を大きく左右します。
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JMCはアルミニウム合金とマグネシウム合金の砂型鋳造を行っており、ダイカストや石膏鋳造に近い外観品質を特徴としています。また非破壊検査、三次元測定などCTスキャンを使った定量的な品質管理と、製造の全工程を社内で行う社内一貫で、短納期で鋳造品を製造します。
☆全業種対応
求められる要求事項は、業界によって様々です。JMCでは鋳造事業を開始して以来、業種を限定せず幅広い分野を手がけてきました。その過程で得ることのできた技術やノウハウは、現在の品質や対応力の基盤となっています。また2015年から高強度・高耐熱性マグネシウムなどの特殊材料による鋳造にも対応し、航空宇宙を始めとする新たな分野にも進出しています。
☆社内一貫
JMCではデータ作成、木型の製作、鋳造、機械加工のすべての工程を社内で一貫して行うことで、工程ごとの輸送にかかる時間を短縮するとともに、各工程間で鋳造方案、加工方案を共有し、効率的な生産環境を実現しています。
☆品質保証
三次元測定機や非接触測定機による形状測定の検査設備に加え、有資格者による非破壊検査など、多角的視点からの品質保証を行っています。さらに2015年より新たにCTスキャナを導入することで、内部品質についても定量的に評価することを可能とし、より安定した品質の鋳造品を提供しています。
詳しくは下記の鋳造専門サイトをご覧ください。
会社名 |
株式会社 JMC ミーリングセンター (じぇいえむしー みーりんぐせんたー) |
自社ホームページURL | https://www.jmc-rp.co.jp/ |
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住所 |
日本 静岡県 浜松市浜名区
[地図を見る] |
担当者 | 笠原 有紗 |
電話番号 | ログインをすると表示されます | FAX番号 | ログインをすると表示されます |
資本金 | 78,024 万円 | 社員数 | 134人 |
年間売上高 | 280,900 万円 | エミダス会員番号 | 99845 |
産業分類 | 産業用機械 / 通信機器 / 医療機器 | ||
主要三品目 |
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主要取引先 |
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大分類 | 中分類 | 小分類 |
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設計 | 製品、部品設計 | 模型設計 外観デザイン |
設計 | 試験 | 非破壊試験 |
設計 | シミュレーション | 3Dモデリング |
設計 | データ作成(3Dスキャン) | 3Dプリンター データ作成(3Dスキャン) |
試作開発・少量生産 | 機械加工 | 汎用フライス加工 汎用旋盤加工 アルミ合金 マシニング加工(樹脂) フライス加工(樹脂) 旋盤加工(樹脂) 鋳物 |
試作開発・少量生産 | NC機械加工 | マシニング加工(縦形) NCフライス加工 NC旋盤加工 五面/五軸加工 NC立旋盤 複合旋盤加工 3次元対応 |
試作開発・少量生産 | 治具製造 | 一般治具製造 |
試作開発・少量生産 | 試作品加工 | プラスチック試作加工 光造形 溶接加工 小物試作品製造 筐体試作品製造 真空注形成形 積層造型(FDM) 粉末燒結法(粉末結合法) シート積層法(紙積層法) 溶融樹脂法 模型製作 石膏試作鋳造 アルミ鋳物加工 試作・小ロット成形 小ロット・射出成形 簡易型・成形 簡易金型・試作金型 |
試作開発・少量生産 | 鋳造 | 石膏鋳造 ロストワックス 重力鋳造 砂型鋳造 鋳鉄 アルミ合金 マグネシウム合金 500g以下 500g~5kg 5kg以上 |
金型製作 | ゴム金型 | 医療 |
量産 | 鋳造 | 重力鋳造 砂型鋳造 鋳鉄 アルミ合金 亜鉛合金 マグネシウム合金 500g以下 500g~5kg 5kg〜100kg |
量産 | プラスチック | 射出成形 インサート成形 薄肉成形 真空成形 ブロー成形 発泡成形 FRP成形(ハンドレイアップ・スプレーアップ) 汎用材 PMMA(アクリル) エンプラ PBT PEEK 熱硬化性樹脂 GFRP(ガラス繊維強化プラスチック) ウレタン樹脂 エラストマー EP(エポキシ) 60t~300t 300t~1000t |
表面処理 | メッキ・化成処理 | アルマイト(陽極酸化) 硬質アルマイト 硬質アルマイト(大型) 色アルマイト アロジン(アルミクロメイト)処理 マグネシウム アルミ 化成処理 プラスチック |
表面処理 | 塗装 | エアスプレー塗装 樹脂塗装 ウレタン塗装 ラッカー塗装 エポキシ塗装 |
表面処理 | その他表面処理 | 真空蒸着 樹脂含浸処理 サンドブラスト |
コンテンツについて
サービスについて
NCネットワークについて