自動車(試作)
自動車(量産)
工作機械
X(Twitter)やInstagramでも情報発信しています是非チェックしてくださいね
X⇒ https://x.com/heisei_pipekun
Instagram⇒ https://www.instagram.com/heisei_pipekun/
「パイプマナブ」シリーズ
パイプ曲げや製造、ものづくりにおいての基礎知識を初歩から学んでいこうという記事になります。
今回はvol.23【シームレス管とセミシームレス管】です。
そういえばパイプ曲げのパイプ本体はどのように作られているのかな?というギモンから
パイプ材には丸棒をくりぬいて作られたものと、コイル材を巻いて溶接してつくられたものがあります。それの違いや製法を学んできました。
関連記事
STKMについて( 機械構造用炭素鋼鋼管 )
https://www.nc-net.or.jp/company/98857/product/detail/186486
SGP管( 配管用炭素鋼鋼管 )について
https://www.nc-net.or.jp/company/98857/product/detail/192380
▶▶▶シームレス管とセミシームレス管▶▶▶
【製造方法での分類】
シーム=継ぎ目、縫い目。これがあるか無いかで大別されます。
細かく分けるとキリがないので今回は大まかに分けた分をチェック
『継目無鋼管』=シームレスパイプ
長手方向に溶接や鍛接の後がないパイプ
『溶接鋼管』=電縫管という。
溶接や鍛接によるパイプのシームがある配管、シーム管が当たる。
セミシームレスパイプもこちらに分類されます。
※溶接継ぎ目は画像参照です
【特徴/製造工程】※イラスト図など添付の画像を確認ください
シームレスパイプ、セミシームレスパイプ、シーム管の
それぞれの特徴や製造時の工程を簡単にですが、解説をします。
『シームレス管』
◆マンネスマン方式(マンドレルミル方式)
ビレット( 丸棒の形状) を加熱し、ローラーで圧縮しながら中心にプラグを当て中を空洞にしていく方法、その後冷却し完成。
精度を求められるものによっては、冷間引抜圧延などの加工が行われることもある。
ビレット:
製鋼の圧延における中間加工品で適当な大きさの棒状に加工されたものを言う
『シーム管』
材料はコイル材( 鋼帯) を使う。
アンコイラーなどでコイル材を連続的に引き出しパイプ状に成形していく。
その際に突き合わせて溶接していく、溶接材などは使わずに行います。
そして接合部の溶接ビード( 盛り上り) は取り除きます
→
『セミシームレス管』
上記のようにできたシーム管を冷間引抜加工をしたパイプのこと
引抜加工により溶接部が目立たなくなり、外径/ 内径の精度も非常に高くなります。
まとめ:
シームレス管は大口径の製品に適している、
セミシームレス管は精度の求められるパイプ製管に適している。
役割によって使い分けましょう。
様々な素材のパイプ曲げ加工をしております、困ったことがあれば
まず平成工業までご相談ください!
会社名 |
平成工業 株式会社 (へいせいこうぎょう) |
エミダス会員番号 | 98857 |
---|---|---|---|
国 | 日本 | 住所 |
日本 愛知県 刈谷市 |
電話番号 | 0566-21-1961 | FAX番号 | ログインをすると表示されます |
資本金 | 1,000 万円 | 年間売上高 | |
社員数 | 110人 | 担当者 | 田中 利章 |
産業分類 | 工作機械 / 産業用機械 / 輸送機器 | ||
主要取引先 |
|
コンテンツについて
サービスについて
NCネットワークについて