平成工業では平時自動車のステアリングやエンジン系などに組み付くパイプ加工品を製作しております。
新しい分野へのチャレンジとしてハンガーやハンガーラック、キャンプアイテムなどを現在試作しております。

三角ハンガー試作品①
https://www.nc-net.or.jp/company/98857/product/detail/187270

自動車部品用の金型を使用し三角形の山形のパイプハンガーを製作しました。
φ8　t=1.0 STKM11Aの鉄パイプげています、前回の三角ハンガーと同じタイミングで製作をしました。
幅広ではなく山なりの高めのハンガーです、襟の部分ひっかかることなく開口部をそのまま使用することができました。
しかし幅少しせまく、大き目のジャケットや襟口の広い衣類はすぐに落下してしまい、シルエットもなで肩のようになってしまいました。
薄手のカーディガンや、Tシャツなどはクシュっとした感じに見えるので服によってはいいかもしれないといった出来栄えです。


今回は試作で未塗装ですが
表面処理（カチオン電着塗装、フッ素コーティングなど）や塗装も可能です。

■素材
STKM11Aという鉄(炭素鋼)の素材です。
主に自動車部品の量産品に使われることが多く弊社でも多く扱っており加工が得意なのでこちらを使用してみました。
STKM11Aは機械構造用炭素鋼鋼管と呼ばれる素材で、炭素量の少ない低炭素鋼です。
素材の強度が抑えられている分、金属の伸びがよく、平成工業の得な曲げ加工などの加工に適している素材です。

STKMについての記事はこちらを参照ください
https://www.nc-net.or.jp/company/98857/product/detail/186486

φ8の鉄のパイプを使用しておりますが、将来的にはいろいろな太さのパイプ、銅や真鍮など素材も変えたものも視野に入れております。
気になる素材でのハンガーが欲しいとの依頼がありましたら気兼ねなくご相談ください。