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【塗料の種類|1液型と2液型、油性と水性どれがいいの?耐久性について】
原田鉄工株式会社
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『塗料とは』
塗料は物質の表面に塗装し、強固な塗膜を形成することで「保護」「美装」「機能の付与」という3つの効果をもたらす材料です。
『塗料の歴史』
日本では古くから漆の樹液を精製したものを使用していました。明治初期の黒船来航(1854年)で油性塗料が持ち込まれ、鉄の需要増加と工業化に伴い国内での塗料開発・生産が活発化しました。現在では自動車・船舶・建造物・生活用品など、あらゆるものに塗装が行われています。
『塗料の3大機能』
1. 保護
塗料で表面を覆うことで対象物を守ります。紫外線、雨、湿気、塩分などから劣化を防ぎ、長持ちさせます。
2. 美装
対象物に色や模様、光沢、質感などを追加し、美しく見せる機能です。
3. 機能の付与
耐火性、耐熱性、耐薬品性、耐油性、防音性、防水性など様々な機能を付与できます。
『塗料の構成』
塗料は「顔料」「樹脂」「溶剤」「添加剤」の4つの成分で構成されています。
顔料:塗料に色彩を与える役割。着色顔料(色付け)、体質顔料(粘度・比重の調整)、さび止め顔料(防錆)、骨材(厚みや質感の調整)があります。
樹脂:塗料の主成分で性質を左右します。エポキシ、ウレタン、アクリルなど多様な樹脂が使用され、耐候性や耐熱性といった塗料の能力が決まります。
溶剤:顔料・樹脂などを溶かす、薄める役割。水性塗料では「水」、油性塗料では「有機溶剤」を使用します。
添加剤:塗料の性能を向上・補助します。消泡剤、分散剤、たれ防止剤、硬化促進剤などがあります。
『水性塗料と油性塗料』
油性塗料
メリット:耐久性に優れる、仕上がりが美しい、乾燥時間が短い、密着性が高い、塗膜が硬い
デメリット:強いにおい、VOC(揮発性有機化合物)発生のため換気や防毒マスクが必要、引火性が高く保管・管理に注意が必要
水性塗料
メリット:においがほとんどしない、環境と人体に影響が少ない、引火の危険性が低い、水で希釈可能、道具の洗浄が容易
デメリット:油性塗料と比較すると光沢感・耐久性が低い、乾燥に時間が必要で気象条件に左右される、金属には密着しにくい
『塗料の種類(樹脂別)』
ポリエステル樹脂塗料:安価で作業性に優れ、光沢のある仕上がり。耐水性や耐薬品性が低く、耐久年数は短め。
エポキシ樹脂塗料:防食性、耐水・耐薬品性、耐熱性が高く密着性も優れる。紫外線に弱いため屋外では上塗が必要。
アクリル樹脂塗料:最も一般的で多くの種類が存在。金属、コンクリート、樹脂、木材など様々な素材に対応。安価で光沢、耐候性、耐水性に優れるが耐久年数は短め。
ウレタン樹脂塗料:光沢、耐候性、耐水性に非常に優れ、高い耐久性を持つ。木材から自動車や橋梁まで幅広く使用。
フッ素樹脂塗料:最高レベルの耐候性、耐薬品性、耐熱性、撥水性を持つ。六本木ヒルズや東京スカイツリーなど大型建造物に使用。
シリコン樹脂塗料:耐熱性に非常に優れる。100℃を超える高温になる製品に使用。
『1液型塗料と2液型塗料』
1液型塗料
主剤のみの1缶に溶剤を入れて使用。
メリット:安価、計量不要で手軽、余っても再利用可能
デメリット:耐久性が低い、塗料の種類に限りがある
2液型塗料
主剤と硬化剤の2缶を混ぜ合わせ、溶剤を入れて使用。
メリット:耐久性が高い、豊富な種類の塗料がある
デメリット:正確な計量・混合が必要で手間、混合後は使用可能時間がある、再利用不可
『塗料使用時の注意点』
塗料選び
・素材と塗料の相性確認が必要
・塗料の種類によっては調色ができないものがある
・下地の状態によって使用可否が変化
・塗り重ねを行う場合は塗料同士の相性に注意
使用時
・防毒マスク、手袋、ゴーグル等の保護具を着用
・可燃物のため火気厳禁
・常に換気できる環境で使用
・2液型は正確な混合比と十分な攪拌が必要
・適切な素地調整で塗料本来の性能を発揮
使用後
・密閉し、直射日光を避け40℃以下で保管
・残った油性塗料は産業廃棄物として処分
・使用した道具は硬化前に清掃
・塗膜の寿命を決める最重要要素「素地調整」
塗膜の寿命は「素地調整」「塗装回数」「塗料の種類」「塗装技術」など多くの要因で決まりますが、最も大きな影響を与えるのが「素地調整」です。素地調整の方法の違いだけで塗膜寿命に約50%もの影響があるとされています。
「1種ケレン(ブラスト処理)」を行うことが塗膜の長寿命化への最も確実な手法です。素地調整では、表面のサビ・汚れ・劣化した塗膜などを除去し、粗面化によって塗料の付着性を大幅に向上させます。
『まとめ』
塗料は「保護」「美装」「機能の付与」という3つの機能を対象物へ与えます。塗料は1液型と2液型、樹脂、水性と油性などの違いによって性能・特性が大きく変わります。
使用方法、使用環境、求める耐久年数、予算、対象物の素材などによって適切な塗料を選定する必要があります。そして最も重要なのは塗装前の素地調整です。適切な素地調整を行うことで、塗料の性能を最大限に引き出し、製品の長寿命化とトータルコストの削減に貢献できます。
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| 会社名 |
原田鉄工 株式会社 (はらだてっこう) |
エミダス会員番号 | 98405 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 広島県 広島市西区 |
| 電話番号 | ログインをすると表示されます | FAX番号 | 082-293-0286 |
| 資本金 | 4,800 万円 | 年間売上高 | |
| 社員数 | 50人 | 担当者 | 垰 |
| 産業分類 | 重電関係 / 産業用機械 / 輸送機器 | ||
| 主要取引先 |
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