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【製缶 ~金属材料の種類について~】
原田鉄工株式会社
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「材料」
それに手を加えて何かを作り上げる、もととするものです。
製缶にとってのもととなる「材料」
金属材料には様々な種類があり、鉄鋼(炭素鋼)・鋳鉄・ステンレス鋼・アルミニウム合金などが一般的に多く使用されています。
その金属材料について紹介します!
【原田鉄工 生産設備一覧】
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/178928/
【工場見学】原田鉄工 溶接・組立 製造部
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/179294/
『鉄鋼・炭素鋼』
鉄と炭素の合金で、一般的に鋼とも呼ばれます。
純度の高い鉄はもろく加工も難しいので、工業製品では基本的に炭素などを含有させています。
JIS規格では炭素含有量が通常約0.02~2%の範囲が鋼となります。
炭素含有量が少ない順にSPC材、SS材、SC材、SK材となり、強度も様々です。
加工が容易で廉価なので自動車や家電、ビルや橋梁など幅広く使用されています。
『鋳鉄』
鉄と炭素の合金です。
炭素含有量が鋼より多く、2.1~6.7%の範囲の物となります。
保有する炭素量が多くなればなるほど、融点が低くなるので型に流し込んで成形します。
間違いやすいのが鋳鉄=鋳物となりがちですが
鋳物(いもの)は型に流し込む事で作られた製品を指す言葉です。
鋳物に鋳鉄が良く使われてはいますが、全ての鋳物が鋳鉄で作られるわけではありません。
『ステンレス鋼』
鉄とクロムの合金です。
炭素含有量が1.2%以下、クロム含有量が10.5%以上の鋼となります。
ステンレス鋼の最大の特徴は腐食に対する耐性があり、錆びにくいという事です。
含有されているクロムにより不動態被膜※₁と呼ばれる薄い被膜が形成され、金属を腐食から保護しています。
ステンレス鋼には主要金属組織をもとにし、下記の5種類で分別されます。
[オーステナイト系ステンレス鋼]
[フェライト系ステンレス鋼]
[マルテンサイト系ステンレス鋼]
[オーステナイト・フェライト系ステンレス鋼]
[析出硬化系ステンレス鋼]
『アルミニウム合金』
アルミニウムを主成分とする合金です。
軽い代わりに柔らかい金属である為、銅やマンガンやニッケル等と合金にすることで強度などの特性向上させています。
アルミニウムは4桁の数字で種類を表しています。
1000番台・・・純アルミニウム 加工性や耐食性、電気伝導性、熱伝導率が良いが強度が低い。
2000番台・・・AL-Cu系合金 航空機の材料として使われるジェラルミンもこの合金となります。
3000番台・・・Al-Mn系合金 加工性、耐食性、強度が良くジュース缶などに使用される合金もこの種類となります。
4000番台・・・Al-Si系合金 耐摩耗性が良好で、ピストン等に使われる事が多いです。
5000番台・・・Al-Mg系合金 強度や耐食性、加工性のバランスが良く船舶、車両や建築用外装などに使用される合金も含まれます。
6000番台・・・Al-Mg-Si系合金 強度や耐食性が良好で建築用サッシもこの合金が使用されている事があります。
7000番台・・・Al-Zn-Mg系合金 高強度材でありアルミ合金中の最高強度で超々ジェラルミンなどがあります。
8000番台・・・それ以外の合金
上記の4種類の中でも更に含有される金属によって細分化されていきます。
それぞれ強度や価格、加工性など特性が異なります。
《まとめ》
もはや無限にある金属材料
製缶するには必要な強度、価格、加工性を考慮しながら材料を選定していく事が重要となります。
原田鉄工は多くの金属材料での製缶・ブラスト・塗装に対応しております。
社内に素地調整専用の大型ブラスト設備を完備!
大型の一体型工場ですので、社内で製缶から仕上塗装、組立まで全て行うことが可能です。
一般的に塗装が難しいとされる「アルミ」「ステンレス」などもブラストで密着性を向上させる事により、長期間剥がれない塗装を実現させます。
【アルミの剥がれない塗装方法】
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/207193/
【ステンレスへの塗装は可能?不可能?その方法について】
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/197530/
また原田鉄工ではパートナー会社様協力のもと「アルマイト処理」「着色アルマイト処理」に対応しております。
また自社設備として素地調整専用の「ブラスト設備」を保有しておりますので、アルミニウムの「塗装」、「着色アルマイト処理」のどちらでも施工できます。
【アルミの塗装?着色アルマイト(カラーアルマイト)とは】
https://ja.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/246690
ブラスト処理と着色アルマイト処理を組み合わせる事によって「塗装」、「着色アルマイト処理」のみでは生みだすことのできない様々な質感・発色を表現する事が可能となります!
これまでにない新たな「高付加価値」をプラスして、他社とは一線を画す、独自性あふれる製品を実現しませんか?
大型製缶・溶接の事なら原田鉄工 H 広島へ!
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/179937/
補足
※₁不動態被膜
金属表面に出来た酸化被膜の事です。
金属の表面がこの被膜に覆われている為、内部の金属は腐食から守られます。
大気中の酸素と結合する為、キズがついたりしても再度生成されます。
全ての金属に不動態被膜が生成されるわけではなく、アルミニウム・クロム・チタン・亜鉛などやこれらを含む合金に限ります。
溶接の事ならお任せください。
ご相談、御見積りはこちらから
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原田鉄工株式会社 広島
TEL:082-232-2445
FAX:082-293-0286
担当:垰(タオ)
携帯:090-3742-9768
メール:bousei@harada-tekkou.co.jp
会社名 |
原田鉄工 株式会社 (はらだてっこう) |
エミダス会員番号 | 98405 |
---|---|---|---|
国 | 日本 | 住所 |
日本 広島県 広島市西区 |
電話番号 | ログインをすると表示されます | FAX番号 | 082-293-0286 |
資本金 | 4,800 万円 | 年間売上高 | |
社員数 | 50人 | 担当者 | 垰 |
産業分類 | 重電関係 / 産業用機械 / 輸送機器 | ||
主要取引先 |
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