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日本積層造形株式会社(JAMPT)では、金属3Dプリンターに適した材料選定や材料粉末の開発を支援しています。金属3Dプリンターでは、主に金属粉末が材料として使用されており、粉末の製造方法によって流動性や造形品質が大きく異なります。
当社では、様々な製法による金属粉末の特性を理解し、お客様の造形ニーズに最適な材料選定をサポートしています。
**金属粉末の主な製法と特徴**
1. **ガスアトマイズ法**
溶融金属に不活性ガス(アルゴンや窒素)を噴射して粉末化する方法で、金属3Dプリンター用として最も一般的に使用されています。球形に近い粉末が得られるため流動性に優れています。
2. **ディスクアトマイズ法**
回転する円盤(ディスク)の遠心力を利用して粉末を生成する方法で、特にアルミ合金や銅などの低融点材料の製粉に適しています。球形度が高く、サテライト粉末が少ないのが特徴です。
3. **プラズマアトマイズ法**
金属ワイヤーをプラズマで溶融・粉末化する製法です。粉末の球形度が高く、内部の空孔が少ないため、高品質な造形に適しています。
4. **プラズマ回転電極法(PREP)**
高速回転する金属棒にプラズマを照射し、遠心力で粉末化する製法です。非常に高い球形度と純度を持ち、安定した造形品質を実現できます。 当社にて製造している製法です。
5. **水アトマイズ法**
溶融金属に高圧水を噴霧して粉末化する方法で、生産性に優れていますが、酸素含有量が高くなるため、金属3Dプリンター用としては限定的に利用されています。
**まとめ**
金属3Dプリンター用の粉末は、流動性や造形精度、密度の向上を目的に、ガスアトマイズ法やディスクアトマイズ法、プラズマアトマイズ法が主に用いられています。近年では、水アトマイズ法によるコストダウンや、PREP製法による高品質粉末の開発も進んでいます。
当社は、国内で唯一、PREP製法による金属3Dプリンター用粉末の販売や、オリジナル合金の製粉試験を受託しております。ご興味のある方はぜひお問い合わせください。
**お問い合わせ**
日本積層造形株式会社
〒985-0874 宮城県多賀城市八幡一本柳3-8
TEL:022-290-0625
FAX:022-290-0631
HP:[https://www.jampt.jp](https://www.jampt.jp)
| 会社名 |
日本積層造形 株式会社 (にほんせきそうぞうけい) |
エミダス会員番号 | 95395 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 宮城県 多賀城市八幡 |
| 電話番号 | 022-290-0630 | FAX番号 | 022-290-0631 |
| 資本金 | 9,900 万円 | 年間売上高 | |
| 社員数 | 32人 | 担当者 | |
| 産業分類 | 重電関係 / 産業用機械 / 輸送機器 | ||
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