宇宙
月面小型探査船「SLIM」の着陸脚に使用される衝撃吸収材を製造しました。
この衝撃吸収材は、AlSi10Mg(アルミ合金)を用いた金属積層造形技術で製作され、PBF(Powder Bed Fusion)方式により一体で造形されています。
月面探査においては、着陸時の衝撃を吸収し、探査船の安全な着陸をサポートすることが不可欠です。
特に月面のような過酷な環境では、軽量かつ高い耐久性を持つ素材が求められます。
「SLIM」では、従来の着陸脚構造と異なり、スポンジ状のラティス構造を採用し、衝撃を吸収する設計が用いられています。
この構造は、3Dプリンティング技術によって細かく制御されたラティスパターンが可能で、従来の構造と比べて軽量化を実現しています。
これにより、探査船の機動力を損なうことなく、着陸時の衝撃を効率的に吸収し、機体へのダメージを最小限に抑えます。
【詳細】
・ 材質:AlSi10Mg
・ 加工方法:PBF(Powder Bed Fusion)方式
・ 用途:月面着陸時の衝撃吸収
【特徴】
1. 軽量設計:AlSi10Mgは、軽量でありながら高い強度を持つため、月面探査船に最適です。
2. 複雑なラティス構造:3Dプリンターを用いたラティス構造は、衝撃吸収効果を高める設計が可能です。
3. 高い耐衝撃性能:月面着陸の衝撃を効率的に吸収し、機体の保護に貢献します。
4. PBF方式の高精度造形:細かい形状を正確に再現することで、要求される性能を確保しています。
5. 短納期対応:3Dプリンター技術により、短期間で製品の提供が可能です。
【使用例】
「SLIM」探査船の着陸脚に使用され、月面着陸時の衝撃を吸収します。
軽量であることから、探査船全体の重量削減にも貢献しており、より機動性の高い探査活動が実現されました。
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日本積層造形株式会社は、金属積層造形技術のリーディングカンパニーとして、宇宙開発をはじめとする多様な分野での製品開発をサポートしています。
PBF方式を用いた高精度かつ高機能な製品を短期間で提供し、お客様のニーズに応えます。
新規材料の開発や、量産対応にも対応しており、幅広い分野での応用が可能です。
私たちは、革新的な技術で未来のものづくりに貢献します。
【お問合せ先】
日本積層造形株式会社
〒985-0874 宮城県多賀城市八幡一本柳3-8
TEL:022-290-0625
FAX:022-290-0631
https://www.jampt.jp
会社名 |
日本積層造形 株式会社 (にほんせきそうぞうけい) |
エミダス会員番号 | 95395 |
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国 | 日本 | 住所 |
日本 宮城県 多賀城市八幡 |
電話番号 | 022-290-0625 | FAX番号 | 022-290-0631 |
資本金 | 9,900 万円 | 年間売上高 | |
社員数 | 28人 | 担当者 | 遊佐 俊一 |
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