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製造業界に新たな風を吹き込む技術が登場しました。
その名も「マルチマテリアル造形」。
一見難しそうな言葉ですが、要するに異なる金属を一つの部品に組み込む革新的な3Dプリンター技術です。
今回ご紹介するのは、SUS316Lと呼ばれるステンレス鋼と、私たちの身近にある銅合金を組み合わせた造形技術です。
これらの金属、どちらも優れた特徴を持っているのですが、それぞれ単独では物足りない部分がありました。
そこで、この二つを「いいとこ取り」して一つの部品にしてしまおう、というわけです。
SUS316Lは、その耐食性の高さから「錆知らず」の異名を持つほど。
一方の銅合金は、熱を伝えるのが得意。
これらを上手く組み合わせることで、過酷な環境でも頑丈で、しかも熱をうまくコントロールできる部品が作れるようになりました。
マルチマテリアル造形は従来の製造方法では難しかったことを可能にしています。
◇複雑な形の部品も、まるで粘土細工のように自由自在に作れる。
◇異なる金属をくっつけるのも、まるで積み木のように簡単。
◇強くて軽い部品も、パズルを解くように設計できる。
こんな夢のような技術、どんなところで使えるのでしょうか?
まず思い浮かぶのは、宇宙開発の現場です。
宇宙船のエンジン部品は、高温に耐えつつ、軽量である必要があります。
また、自動車業界でも注目を集めています。
例えば、車の排気システムの部品。
熱に強くて、軽くて、しかも錆びにくい。まさに理想的な材料と言えるでしょう。
日本積層造形では、このマルチマテリアル造形技術を駆使して、お客様のニーズに合わせた部品作りに取り組んでいます。
試作品から量産品まで、スピーディーかつ高品質な製造サービスを提供しています。
マルチマテリアル造形は、日本のものづくりに新たな可能性をもたらしています。
複雑な形状の部品を短期間で作れるため、製品開発のスピードが格段に上がるのです。
結果として、企業の競争力向上にもつながります。
マルチマテリアル造形技術。
難しそうな名前ですが、要するに「異なる金属の良いとこ取りをする技術」。
この技術が、これからの製造業をどう変えていくのか、楽しみですね。
【お問い合わせ先】
日本積層造形株式会社
〒985-0874 宮城県多賀城市八幡一本柳3-8
TEL:022-290-0625
FAX:022-290-0631
https://www.jampt.jp/
| 会社名 |
日本積層造形 株式会社 (にほんせきそうぞうけい) |
エミダス会員番号 | 95395 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 宮城県 多賀城市八幡 |
| 電話番号 | 022-290-0630 | FAX番号 | 022-290-0631 |
| 資本金 | 9,900 万円 | 年間売上高 | |
| 社員数 | 32人 | 担当者 | |
| 産業分類 | 重電関係 / 産業用機械 / 輸送機器 | ||
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