今回の紹介は、順送型サーボプレス機によるSUS材の原子炉関連部品加工事例になります。
弊社では、順送型サーボプレス機によるSUS材を使用した原子炉関連部品の加工を行っておりますが、SUS材の中でも各種媒質における耐食性に優れ冷間加工性も良好なSUS316Lの材料を使用し量産をしております。

この製品の金型は、1つの型で入子を組み替えながら数種類の部品を製作する構造となっております。また同一の曲げ加工を1ｹ所ずつ20数回行った後、シーケンサー制御を駆使し最終工程で切断するという特殊な加工をしております。このような特殊な製造は、精密な金型、高度なプレス技術及び生産技術が伴わないと完成しないプレス加工業界でも特殊な製品となっております。（当原子力メーカーには日本国内で弊社のみが対応しております）
また、寸法精度を維持するうえで、弊社内での金型のメンテナンスにも万全に対応をしております。
同じ原子炉部品としては、以下のURLの製品も生産しておりますので
ご覧ください。
https://www.nc-net.or.jp/company/94720/product/detail/103660

順送型サーボプレス機の他にも各種順送型プレス機、単発プレス機等を活用した、ジルカロイ材、SUS材、真鍮材、銅材など様々な素材の加工も得意としております。
これらの製品も国内外への納品実績があり、多方面からの信頼を得ております。インコネル材を始めとする特殊素材の精密プレス加工、安定量産でしたら弊社にお任せください。

【設備】
弊社の順送型プレス機はC型フレーム25ｔ～45ｔまでのラインナップに加え、ストレートサイドフレームは80ｔ～110ｔクラスまでの設備があります。
これらの順送型プレス機を駆使し、車載部品から原子炉関連の部品まで幅広く生産しております。

掲載しております画像につきましては、お取引先との契約上お見せできる範囲、鮮明度に限りがございます。他の部品、正確な形状等をご覧になりたい場合はお手数ですが弊社にお問い合わせください。迅速、丁寧に対応致します。