---
プラスチックのケミカルクラック(環境応力亀裂)防止とは? ~豆知識~
「応力」と「薬品(環境物質)」の相互作用で起こるひび割れ・破損を防ぐことで、具体的には適切な材料選定、応力集中を避ける設計、使用薬品の管理(相性の確認・塗布回避)、そして成形条件の最適化(残留応力低減)などを行い、製品の信頼性を高める対策全般を指します。
【 ケミカルクラック(環境応力亀裂)とは? 】
プラスチック部品にかかる「応力(力)」と、外部環境にある「薬品(溶剤、洗剤、油など)」が接触することで、薬品が内部に浸透し、応力と合わさって亀裂が入り、最終的に破壊に至る現象です。
【 主な防止策 】
■ 材料の選定と設計
・ 耐薬品性、耐環境性の高いグレードを選ぶ : 結晶性樹脂や、使用環境(例: 農業用結束バンドなら耐塩害性)に適した高機能グレードを選びます。
・ 応力集中を避ける : 角を丸くする、肉厚を均一にするなど、応力が一点に集中しないよう設計します。
・ 残留応力を低減する : アニール処理(焼きなまし)で残留応力を減らす、または成形時のゲート位置・射出速度を調整します。
■ 使用環境・薬品の管理
・ 薬品との相性を確認する : 接着剤、潤滑油、塗装などに使われる薬品とプラスチック材料の相性を必ず確認し、不適切な薬品は使用しません。
・ 薬品の付着を防ぐ : 潤滑油の塗布量を減らす、または拭き取る、表面コーティングで薬品が触れないようにするなどの対策をします。
■ 加工方法の見直し
・ 接着剤の使用を控える : 接着剤はクラックの主要因となるため、可能であれば避け、機械的接合を検討します。
・ 成形条件の最適化 : ゲート位置の変更や射出速度の調整で、製品内部の応力を減らします。
技術相談や材料選定にお困りの際は、日進工業株式会社へ是非ご相談ください。
【企業情報】
日進工業株式会社
〒447-0844 愛知県碧南市港本町4番地39
TEL:0566-42-1111
FAX:0566-42-1117
HP:https://www.enissin.com/
| 会社名 |
日進工業 株式会社 (にっしんこうぎょう) |
エミダス会員番号 | 92058 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 愛知県 碧南市 |
| 電話番号 | ログインをすると表示されます | FAX番号 | ログインをすると表示されます |
| 資本金 | 9,900 万円 | 年間売上高 | |
| 社員数 | 300人 | 担当者 | 内山 誠 |
| 産業分類 | 輸送機器 | ||
コンテンツについて
サービスについて
NCネットワークについて
