重電
造船
生産設備
ステンレス鋳物とは?特性・用途・材質を解説
鋳物は、金属を溶かして型に流し込み、複雑な形状を一体成形できる加工方法です。その中でも「ステンレス鋳物」は、耐食性・耐熱性・強度を兼ね備えた高機能素材として、食品機械や化学装置、船舶、環境設備など幅広い分野で採用されています。ここでは、ステンレス鋳物の基本的な特性と用途、代表的な材質についてわかりやすく解説します。
■ ステンレス鋳物の特徴
ステンレス鋳物は、鉄を主成分としつつクロム(Cr)やニッケル(Ni)を添加することで、表面に「不動態被膜」と呼ばれる保護膜を形成し、錆びにくい性質を持っています。
また、鋳造によって複雑な形状を一体で作れるため、溶接や組立の手間を減らし、設計自由度を高めることができます。
主な特長は以下の通りです。
優れた耐食性:水、薬品、塩分環境に強く、長期使用が可能。
高温強度・耐熱性:800℃を超える環境にも対応できる材質も存在。
機械的強度:炭素鋼よりも硬く、摩耗に強い。
美観性:表面が滑らかで光沢があり、食品機器など清潔さが求められる用途に最適。
■ 用途と活用分野
ステンレス鋳物は、以下のような分野で多く利用されています。
食品・飲料機械部品:衛生的で錆びにくく、洗浄が容易。
化学プラント・バルブ・ポンプ部品:耐酸・耐アルカリ性が求められる環境に対応。
船舶・海洋設備:塩害環境でも長期耐用。
環境・水処理設備:耐腐食・耐摩耗に優れるため安定稼働に貢献。
自動車・エネルギー関連部品:高温・高圧下でも変形しにくい。
■ 代表的な材質
ステンレス鋳物は、用途や環境条件に応じて材質が細かく分類されています。
代表的な鋳造用ステンレス(JIS記号:SCS材)は次の通りです。
材質名 主な組成 / 特徴 / 用途例
SCS13(SUS304相当) Cr18~21% Ni8~11% / 耐食性と加工性のバランスが良く、最も一般的 / 食品・化学機器に使用。
SCS14(SUS316相当) Cr17~20% Ni10~14% Mo2% / モリブデン添加で耐孔食性向上 / 一般的に海水・薬品環境向け。
SCS16(SUS316L相当) Cr17~20% Ni12~16% Mo2~3% / 耐孔食性、耐粒界腐食性が高い / 化学薬品に接触するような部品向け。
■ 加工・調達時のポイント
鋳造後は機械加工や表面処理が施されるため、寸法精度・鋳肌・熱処理条件が品質を大きく左右しますので、経験豊富な鋳造メーカー・商社に相談することが重要です。
広機通商では、上記のSCS13、SCS14、SCS16をメインに、SCS10、SCS11等 二相ステンレス鋼の生産対応が可能な調達先がございます。各種ステンレス鋳物の材質選定・鋳造・機械加工・表面処理まで一貫対応が可能です。製品仕様・コスト・納期を考慮し、最適な調達先をご提案いたします。
最近では銅価格の高騰により、銅合金からステンレスに材質変更をご検討されている企業が多数ございます。
素材選定やコスト最適化でお悩みの方は、ぜひ広機通商までご相談ください。
関連記事はこちら↓↓↓
砂型とロストワックス、どちらを選ぶべき?
https://ja.nc-net.or.jp/company/91946/product/detail/270925/
| 会社名 |
広機通商 株式会社 (こうきつうしょう) |
エミダス会員番号 | 91946 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 愛知県 名古屋市中区 |
| 電話番号 | ログインをすると表示されます | FAX番号 | ログインをすると表示されます |
| 資本金 | 2,000 万円 | 年間売上高 | 18,000 万円 |
| 社員数 | 19人 | 担当者 | 廣瀬 友洋 |
| 産業分類 | 工作機械 / 産業用機械 / 建築土木資材 | ||
コンテンツについて
サービスについて
NCネットワークについて
