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切削加工では、「段取りのたびに精度がばらつく」「作業者によって品質やコストが変わる」といった課題が発生しやすくなります。特に多品種や少量量産の現場では、段取り回数が増えることで、加工条件の再現性が低下し、品質とコストの両面に影響します。
また、段取りは作業者の経験や判断に依存する工程でもあり、「同じ図面でもロットごとに結果が異なる」「納期が安定しない」といった問題につながることがあります。その結果、加工能力があっても安定した生産体制を構築できないケースも見られます。
こうした課題に対しては、「段取りに依存しない加工体制」を構築することが重要になります。この記事では、5軸加工と多パレット運用を組み合わせた仕組みにより、品質とコストを安定化する考え方を整理します。
【技術・製品概要】
ゼロ段取り加工とは、段取り作業を極力排除し、同一条件での連続加工を可能にする加工方式です。治具や加工条件を固定化することで、作業者や段取り回数によるばらつきを抑え、安定した生産を実現します。
株式会社セイワでは、5軸加工と多パレットシステムを組み合わせることで、ワーク交換と加工を並行して進める体制を構築しています。これにより設備の停止時間を抑え、連続自動加工による効率的な生産が可能になります。
【特長・技術ポイント】
〈1. 段取りに依存しない加工体制〉
従来の加工では段取りごとに条件が変わり、品質やコストにばらつきが生じやすくなります。本取り組みでは工程と治具を固定化することで、段取りによる影響を受けにくい安定した加工を実現しています。
〈2. 5軸加工による工程集約〉
複数工程に分かれていた加工を5軸加工で集約することで、段取り回数を削減しています。これにより工程間のズレを防ぎ、精度の安定化につながります。
〈3. 多パレットによる連続自動加工〉
多パレット運用により、加工中に次工程の準備を並行して行うことが可能になります。設備の稼働率を高めることで、生産効率と納期安定性の向上につながります。
〈4. 人依存を減らした再現性の確保〉
段取り作業を減らすことで、作業者の熟練度によるばらつきを抑えることができます。同一条件での繰り返し加工により、ロット間の品質差を低減しています。
【活用例】
〈少量量産の繰り返し部品〉
段取り回数が多い部品でも、工程を固定化することで安定した品質とコストを実現できます。
〈精度ばらつきが課題の部品〉
加工条件の再現性を高めることで、ロットごとの品質差を抑えることが可能になります。
〈納期が安定しない案件〉
連続自動加工により、生産計画の精度を高めることができます。
【判断軸・導入メリット】
段取りに依存しない加工体制を検討する際には、次の情報整理が重要です。
・用途
・材質素材(アルミなど)
・形状条件
・数量(単品、少量量産)
・段取り回数
・品質ばらつきの有無
・コスト課題
・納期条件
これらを整理することで、段取り削減による効果が見込めるかを判断しやすくなります。特に段取り頻度が高い案件では、導入効果が大きくなります。
【まとめ】
切削加工において品質とコストを安定させるためには、段取りに依存しない工程設計が重要になります。5軸加工と多パレット運用を組み合わせることで、段取りによるばらつきを抑えた安定生産が可能になります。
また、連続自動加工により生産効率と納期の両立が実現できます。用途や数量、工程課題、納期条件を整理したうえで相談することで、より適した加工体制の構築につながります。
【お問い合わせ先】
株式会社セイワ
〒445-0887 愛知県西尾市長縄町井ノ元10-1
TEL:0563-56-2647
FAX:0563-57-4473
URL:https://www.seiwa-1.co.jp/
| 会社名 |
株式会社 セイワ (せいわ) |
エミダス会員番号 | 91843 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 愛知県 西尾市 |
| 電話番号 | 0563-56-2647 | FAX番号 | 0563-57-4473 |
| 資本金 | 2,500 万円 | 年間売上高 | 93,500 万円 |
| 社員数 | 69人 | 担当者 | 大西 一輝 |
| 産業分類 | 産業用機械 / 輸送機器 / 医療機器 | ||
| 主要取引先 |
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