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建設機械部品
鋳造工程において、製品品質を大きく左右するのが「溶湯処理」です。
これは、溶けた金属から酸化物やガスを取り除き、鋳造に適した状態へ整える工程のことを指します。
【溶湯処理とは?】
溶湯処理とは、溶けた金属から酸化物やガスを取り除き、綺麗な状態にする重要な工程です。
鋳造やダイカストなどの金属加工において、この工程は製品品質を左右する極めて重要な役割を担っています。
【なぜ溶湯処理が必要なのか?】
金属を溶かした状態(溶湯)には、空気中の酸素や水分と反応して発生する酸化物や、溶け込んだガスが含まれています。
これらの不純物をそのまま鋳造に使用すると、製品内部に巻き込まれてしまい、以下のような問題が発生します:
■品質不良の原因
・ガスの巻き込み:製品内部に気泡が発生し、強度低下の原因となる
・酸化物の混入:製品表面の品質低下や機械的性質の劣化を招く
・鋳造欠陥:ピンホールやブローホールなどの内部欠陥が生じる
【適切な溶湯処理のメリット】
■製品品質の向上 ・均一で健全な金属組織の実現 ・機械的性質の安定化
■生産性の向上 ・不良品率の大幅削減 ・後工程での手直し作業の削減
■コスト削減 ・材料歩留まりの向上 ・品質クレームの削減
【まとめ】
溶湯処理は、高品質な金属製品を安定して製造するための基盤となる工程です。この工程を適切に管理することで、製品品質の向上と生産効率の最適化を同時に実現できます。
【吉田工業での取り組み】
当社では、鋳造前の溶湯処理を徹底することで、内部欠陥の抑制・鋳肌品質の安定化・加工性の向上を実現しています。
製品仕様に応じて、脱ガス処理・フラックス添加などの技術を組み合わせ、最適な溶湯状態を維持しています。
また、吉田工業では自動車や産業機器などに使用される重要保安部品の製造を長年手がけており、その中で培った溶湯処理のノウハウを活かして、高い品質と信頼性を兼ね備えた製品づくりを日々追求しています。
製品品質や鋳造工程でお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
吉田工業の技術と経験で、安心・確実な製品づくりをサポートいたします。
下記担当課もしくはお問い合わせフォームまで、お気軽にお問合せ下さい。
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吉田工業株式会社
担当課:営業課
TEL:0267-53-6270
HP:https://yoshidanet.com/
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| 会社名 |
吉田工業 株式会社 (よしだこうぎょう かぶしきかいしゃ) |
エミダス会員番号 | 89431 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 長野県 佐久市 |
| 電話番号 | 0267-53-2151 | FAX番号 | 0267-53-5828 |
| 資本金 | 5,600 万円 | 年間売上高 | 440,000 万円 |
| 社員数 | 254人 | 担当者 | 黒澤 文雄 |
| 産業分類 | 重電関係 / 産業用機械 / 輸送機器 | ||
| 主要取引先 |
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