自動車(試作)
工作機械
建設機械部品
★ 鋳物へのニッケルめっきの注意点とは?密着不良を防ぐポイントを解説
■ 鋳物にニッケルめっきはできる?
鋳物(鋳鉄・鋳鋼)にもニッケルめっきは可能ですが、一般的な鋼材よりも難易度が高いのが特徴です。
その理由は、鋳物特有の表面状態にあります。
■ なぜ鋳物は難しいのか?
鋳物には以下のような特徴があります。
・表面が多孔質(小さな穴が多い)
・鋳肌が粗い
・内部にガスや不純物を含みやすい
上記の理由により、そのままめっきをすると密着不良やピンホールの原因になります。
■ よくある不具合
鋳物へのニッケルめっきでは、以下のトラブルが発生しやすいです。
・めっきの剥離(密着不良)
・表面の膨れ・ブリスター
・ピンホール(微小な穴)
・外観ムラ
これらは多くの場合、「前処理不足」が原因です。
■主な原因
① 表面の巣穴・多孔質構造
鋳物特有の微細な穴に油や水分が残り、めっきの密着を妨げます。
② 油分・鋳造時の残留物
鋳造時の離型剤や加工油が内部に残りやすく、除去が難しいのが特徴です。
③ 酸化皮膜・スケール
鋳物表面には強固な酸化皮膜が形成されていることが多く、通常の処理では除去しきれない場合があります。
④ 前処理条件の不適切
鋳物に適した脱脂・酸洗・活性化が行われていないと、密着不良が発生します。
■対策(重要ポイント)
鋳物へのニッケルめっきでは、 前処理の工夫が最も重要です。
① 徹底した脱脂・洗浄
浸漬脱脂・電解脱脂などを組み合わせ、内部の油分まで除去
② 強めの酸洗・活性化処理
酸化皮膜やスケールを確実に除去し、表面を活性化
③ 下地めっきの活用(重要)
銅ストライクやニッケルストライクを行い、密着性を向上
④ 表面の事前処理(ブラストなど)
鋳肌を整え、均一なめっき下地を作る
■ よくある質問
Q. 鋳物でも無電解ニッケルめっきは可能ですか?
A. 可能ですが、電気ニッケル以上に前処理の精度が重要です。
Q. 一番重要なポイントは何ですか?
A.「前処理」と「下地めっき(ストライク処理)」です。
Q. なぜピンホールが出やすいのですか?
A.多孔質構造により、内部のガスや液が影響するためです。
■まとめ
鋳物へのニッケルめっきは、
・多孔質構造
・表面粗さ
・不純物の影響
により、通常材より難易度が高い処理です。
→ 密着不良を防ぐには「前処理」と「下地処理」が最重要ポイントです。
★ 近畿防蝕株式会社について ★
★ マスキング技術と治具設計に自信があります
通常では困難とされる部分めっきや、複雑な形状の製品への部分めっきにも対応可能です。
高い技術力には多くのお客様から定評をいただいております。
★ 対応可能サイズ
・ 硬質クロムめっき:最大7mまで対応
・ 無電解ニッケルめっき:最大5,500L、長さ2.2mまで対応
★ 一貫加工による短納期・低コストを実現
ブラスト、研磨などの機械加工から、各種めっき処理仕上げ加工まで、すべて社内一貫体制で対応いたします。
短納期・低コストでの対応が可能です。
★ バフ研磨にも対応(※一部制限あり)
お客様のご要望に応じて、以下のようなバフ研磨が可能です。
めっき前の素地調整
機械加工時のキズ・バリの除去
めっき後の仕上げ(艶出し)など
※ 大きさ・重量・精度により対応が難しい場合がございます。詳しくはお問い合わせください。
まずはお気軽にお問い合わせください!
近畿防蝕株式会社
〒673-0453 兵庫県三木市別所町近藤中川原248-7
TEL:0794-82-0096 FAX:0794-82-9020
http://kinki-boushoku.co.jp
| 会社名 |
近畿防蝕 株式会社 (きんきぼうしょく) |
エミダス会員番号 | 87574 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 兵庫県 三木市 |
| 電話番号 | 0794-82-0096 | FAX番号 | 0794-82-9020 |
| 資本金 | 2,700 万円 | 年間売上高 | 100,000 万円 |
| 社員数 | 60人 | 担当者 | 古塚 |
| 産業分類 | 重電関係 / 産業用機械 / 電子部品 | ||
コンテンツについて
サービスについて
NCネットワークについて
