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今回の画像は、鋳物品への無電解ニッケルめっき施工の様子です。
鋳物部品へのめっき加工は、一見すると一般的な鋼材への処理と同様に思われがちですが、実際には鋳物特有の課題を伴います。
鋳物は製造工程上、
・巣(ピンホール)
・鋳肌の粗さ
・内部への油分の含浸 、といった特性が発生しやすい素材です。
これらはめっき工程において、
・密着不良
・ピンホール発生
・部分的な析出不良
・外観ムラ 、などのトラブル原因となり、最終品質に大きく影響します。
そのため、鋳物へのめっきでは前処理工程の最適化が極めて重要になります。
◆鋳物に無電解ニッケルめっきを採用する理由◆
鋳物に電気めっきを施工する場合、形状による電流の偏りが発生し、膜厚の均一性に影響を及ぼします。
一方、化学反応によって析出する無電解ニッケルめっきであれば、電流を使用しないため、形状に左右されにくく、均一な膜厚を形成できます。
その結果、寸法精度が求められる部品にも安定した品質で対応可能です。
以下に、無電解ニッケルめっきの主な特長をまとめます。
① 優れた耐食性
高リンタイプの無電解ニッケルめっきは、皮膜が非晶質(アモルファス)構造であるため、
一般的な電気ニッケルめっきと比較して高い耐食性を発揮し、
化学薬品、湿気、腐食性ガス などの影響を受けにくく、過酷な環境下でも長期間安定した性能を維持します。
② 膜厚が均一で寸法精度を確保しやすい
電流を使用しないため、電流ムラによる膜厚の偏りが発生しません。
シャープなエッジ部や複雑形状、微細部にも均一な被膜形成が可能で、寸法管理が求められる精密部品にも適しています。
③ 非導電材料にも対応可能
無電解ニッケルめっきは、適切な下処理を行うことで、樹脂などの非導電性材料にも施工可能です。金属と樹脂を組み合わせたハイブリッド部品など、設計自由度の高い製品への適用実績も増えています。
④ 熱処理による高硬度化が可能
中リンタイプの場合、処理直後の硬度はHv500前後ですが、300~400℃での熱処理(ベーキング)を行うことで、Hv750~900程度まで硬度を向上させることが可能です。
そのため、摺動部品、金型部品、摩耗対策が必要な部材にも適しています。
◆当社の対応可能サイズ・設備◆
無電解ニッケルめっきは2,000(W)×2,000(L)×2,200(H)mmまで施工可能です。
長年培った経験により、複雑形状のマスキングにも対応しております。
また、ベーキング、ブラスト、研磨の設備を社内に保有しており、一貫対応による短納期・コスト最適化を実現しています。
鋳物へのめっきでお困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください。
近畿防蝕株式会社
兵庫県三木市別所町近藤中川原248-7
TEL:0794-82-0096
FAX:0794-82-9020
| 会社名 |
近畿防蝕 株式会社 (きんきぼうしょく) |
エミダス会員番号 | 87574 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 兵庫県 三木市 |
| 電話番号 | 0794-82-0096 | FAX番号 | 0794-82-9020 |
| 資本金 | 2,700 万円 | 年間売上高 | 100,000 万円 |
| 社員数 | 60人 | 担当者 | 古塚 |
| 産業分類 | 重電関係 / 産業用機械 / 電子部品 | ||
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