株式会社鬼頭精器製作所

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超精密ミーリング・ユニットの開発

導入メリット/技術区分 : 高機能化品質向上切削加工

開発の目的

現行品のミーリング・ユニットにおいては、主軸フレ精度5μm以内を実現しています。しかし、奥行きのある加工などの場合、刃物の突き出し量が長くなる分、加工部のフレが大きくなります。結果、加工精度に影響が出てしまいます。
本開発では、主軸フレ精度1μm以内のミーリング・ユニットを開発し、この問題の解決にあたりました。

開発の効果

主軸フレ精度1μm以内に抑えることで、加工時の刃物のフレを最小限に防ぐことが出来ました。また、精度向上の結果、焼きばめホルダの取り付けも可能となりました。

現行品との比較

現行品

【主軸フレ精度5μm以内】ミーリング・ユニット

主軸フレ精度が5μm以内です。このままでも高精度ではありますが、奥行きのある加工などの場合、刃物の突き出し量が長くなる分、加工時のフレが大きくなる弱点があります。

開発品

【主軸フレ精度1μm以内】超精密ミーリング・ユニット

主軸フレ精度が1μm以内となり、より高精度になりました。
また、高精度化に伴い、ミーリング・ユニットでありながら、焼きばめホルダの取り付けが可能となりました。
これにより、現行品での弱点を補い、奥行きのある高精度な加工やリーマ加工、深堀り加工、深溝への加工などへの容易な応用が可能となりました。

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