自動車(試作)
自動車(量産)
自動車電装品
【概要】
自動車のクラッチ部品を製作する際、熱処理スケールの除去や面相度向上、光沢仕上げが求められます。特に、12000個という大量生産を短期間で処理しつつ、安定した品質を確保することが重要な課題でした。従来の手作業や小規模な加工では時間がかかり、コストも膨らむため、効率の良い加工方法が求められていました。そこで、振動バレル機と遠心バレル機を組み合わせたバレル研磨を活用することで、大量の部品を一括処理しながら、高品質な仕上げを実現しました。
【バレル研磨の大量処理能力とは?】
バレル研磨は、数千個単位の部品を一度に処理できるため、大量生産が必要な自動車部品に最適な加工方法です。振動バレル機は、部品を均一に研磨しながら熱処理スケールを除去し、遠心バレル機は短時間で精度の高い光沢仕上げを施します。この2つを組み合わせることで、大量処理と高精度仕上げを両立することが可能になります。
【特長】
・一度に12000個のクラッチ部品を処理可能
・振動バレル機でスケールを均一に除去
・遠心バレル機で短時間での光沢仕上げ
・大量生産に適した安定した品質管理
・バレル研磨後、画像検査機による全数メディア詰まり検査を実施
【使用例】
・自動車のクラッチ部品
・トランスミッション関連部品
・大量生産が必要な精密部品
【加工方法】
まず振動バレル機を使用し、部品全体のスケールを効率的に除去。その後、遠心バレル機に移行し、高速回転による強力な研磨力で光沢仕上げを施します。両工程を組み合わせることで、一度に12000個の部品を均一に処理し、短期間で高品質な仕上がりを実現しました。さらに、バレル研磨後には画像検査機を用いて、メディア詰まりの有無を全数検査し、品質を確保しました。
【取組み】
大量処理を行いながらも品質を一定に保つため、研磨メディアの選定や処理時間の調整を細かく実施しました。また、バレル機の回転速度や研磨圧力を最適化することで、短時間での処理と安定した仕上がりを両立しました。その結果、従来よりも効率的に高精度な仕上げを実現することができました。
【まとめ】
バレル研磨は、大量生産が求められる自動車部品にとって、効率的かつ安定した仕上がりを提供できる技術です。振動バレル機と遠心バレル機を組み合わせることで、一度に12000個の部品を処理しながら高品質な仕上げを実現しました。大量処理と品質向上を両立させたい企業様は、ぜひご相談ください。
◆企業情報
株式会社早川研磨工業
本社・工場
〒131-0043 東京都墨田区立花4-14-3
※連絡は第二工場へお願いします。
第二工場
〒131-0043 東京都墨田区立花5-37-2
Tel.03-3617-1128/Fax.03-3612-8327
ホームページ:https://hayakawa-inc.co.jp/
会社名 |
株式会社 早川研磨工業 (はやかわけんまこうぎょう) |
エミダス会員番号 | 83307 |
---|---|---|---|
国 | 日本 | 住所 |
日本 東京都 墨田区 |
電話番号 | 03-3617-1128 | FAX番号 | 03-3612-8327 |
資本金 | 300 万円 | 年間売上高 | 20,000 万円 |
社員数 | 20人 | 担当者 | 早川昌彦 |
産業分類 | 輸送機器 / 輸送機器電装品 / 医療機器 | ||
主要取引先 |
|
コンテンツについて
サービスについて
NCネットワークについて