自動車(試作)
自動車(量産)
自動車電装品
【概要】
オイルポンプ部品の研磨では、成形バリ・加工バリの除去とともに、打痕キズを防ぐことが大きな課題でした。特にφ50㎜、厚さ17㎜というサイズの部品では、従来のバレル研磨では部品同士が接触し、表面に傷がつくリスクがありました。また、1バッチ40個の少量高品質処理が求められるため、精密な管理が必要でした。そこで、遠心バレル機の個別仕切り槽を活用することで、打痕キズを防ぎながら均一な仕上げを実現しました。
【個別仕切り槽付き遠心バレル機とは?】
個別仕切り槽付き遠心バレル機は、各部品を専用の仕切られたスペースに配置し、部品同士が直接接触しないように加工する研磨装置です。遠心力を利用して短時間で効率的に研磨を行いながら、打痕キズを防ぎ、均一な仕上がりを実現できます。特に、精密部品や外観品質が求められる部品の加工に適しています。
【特長】
・個別仕切り槽により打痕キズを防止
・遠心力を活用し、短時間で均一なバリ除去を実現
・φ50㎜、厚さ17㎜の大径部品にも対応
・1バッチ40個の少量精密研磨が可能
・バレル研磨後、検査員による全数外観検査を実施
【使用例】
・自動車のオイルポンプ部品
・精密機械用の摺動部品
・打痕キズが許されない高精度部品
【加工方法】
個別仕切り槽付き遠心バレル機を使用し、各部品を独立したスペースに配置。研磨メディアとコンパウンドを最適化し、成形バリ・加工バリを効率的に除去しました。遠心力の効果で短時間で均一な仕上げを行いながらも、部品同士の接触を完全に防ぐことで、打痕キズゼロを実現しました。さらに、研磨後には検査員による全数外観検査を実施し、厳しい品質基準をクリアしました。
【取組み】
打痕キズを防ぎながら高精度な研磨を行うため、個別仕切り槽のサイズや研磨メディアの種類、遠心力の強さなどを細かく調整しました。特に、均一な仕上げと高い精度を確保するため、研磨時間の最適化を徹底しました。その結果、安定した品質と生産効率の向上を同時に達成することができました。
【まとめ】
個別仕切り槽付き遠心バレル機を活用することで、打痕キズを防ぎながら、高精度なバリ除去と均一な仕上げが可能になります。少量生産の高品質部品にも対応できるため、精密研磨を求める企業にとって最適な選択肢となるでしょう。オイルポンプ部品の仕上げでお困りの際は、ぜひご相談ください。
◆企業情報
株式会社早川研磨工業
本社・工場
〒131-0043 東京都墨田区立花4-14-3
※連絡は第二工場へお願いします。
第二工場
〒131-0043 東京都墨田区立花5-37-2
Tel.03-3617-1128/Fax.03-3612-8327
ホームページ:https://hayakawa-inc.co.jp/
会社名 |
株式会社 早川研磨工業 (はやかわけんまこうぎょう) |
エミダス会員番号 | 83307 |
---|---|---|---|
国 | 日本 | 住所 |
日本 東京都 墨田区 |
電話番号 | 03-3617-1128 | FAX番号 | 03-3612-8327 |
資本金 | 300 万円 | 年間売上高 | 20,000 万円 |
社員数 | 20人 | 担当者 | 早川昌彦 |
産業分類 | 輸送機器 / 輸送機器電装品 / 医療機器 | ||
主要取引先 |
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