自動車(試作)
自動車(量産)
自動車電装品
【概要】
自動車の外装装置用クラッチ部品を製作する際、成形バリの除去が大きな課題でした。バリが残ったままだと、組み付け時の不具合や耐久性の低下につながるため、高精度な仕上げが必要です。特に、φ21㎜・厚さ3.7㎜という小型部品でありながら、1バッチ5000個という大量処理を行うため、安定した品質を確保することが求められました。最終的に、200ℓ回転バレル機を活用することで、効率的にバリを除去し、理想的な仕上がりを実現しました。
【回転バレル機とは?】
回転バレル機は、円筒状の容器を回転させながら、部品と研磨メディアを混ぜ合わせることで、バリ除去や表面仕上げを行う研磨装置です。遠心力と摩擦を利用することで、部品の細部まで均一に処理できるため、小型で複雑な形状の部品にも適用可能です。
【特長】
・回転バレル研磨による安定したバリ除去
・小型部品(φ21㎜、厚さ3.7㎜)にも対応
・大量処理(1バッチ5000個)を短時間で実現
・表面を均一に仕上げ、後工程の品質向上
【使用例】
・自動車の外装装置用クラッチ部品
・トランスミッション関連部品
・精密加工が求められる小型部品全般
【加工方法】
200ℓ回転バレル機を使用し、専用の研磨メディアとコンパウンドを組み合わせて処理を行いました。回転運動による摩擦と研磨力を活用し、短時間で均一なバリ除去を実現しました。また、1ミクロン単位での精度管理を行い、安定した品質を維持しました。
【取組み】
成形バリを効率的に除去するため、研磨メディアの種類や研磨条件を何度も調整しました。特に、大量処理を行いながらも、部品一つひとつの品質を均一に保つことに注力しました。その結果、高い精度を維持しつつ、生産効率の向上にも成功しました。
【まとめ】
回転バレル機を活用した成形バリ除去は、自動車部品の品質向上に大きく貢献します。安定した仕上がりと大量処理の両立が可能なため、精密加工を求める企業に最適な方法です。バリ除去でお困りの際は、ぜひご相談ください。
◆企業情報
株式会社早川研磨工業
本社・工場
〒131-0043 東京都墨田区立花4-14-3
※連絡は第二工場へお願いします。
第二工場
〒131-0043 東京都墨田区立花5-37-2
Tel.03-3617-1128/Fax.03-3612-8327
ホームページ:https://hayakawa-inc.co.jp/
会社名 |
株式会社 早川研磨工業 (はやかわけんまこうぎょう) |
エミダス会員番号 | 83307 |
---|---|---|---|
国 | 日本 | 住所 |
日本 東京都 墨田区 |
電話番号 | 03-3617-1128 | FAX番号 | 03-3612-8327 |
資本金 | 300 万円 | 年間売上高 | 20,000 万円 |
社員数 | 20人 | 担当者 | 早川昌彦 |
産業分類 | 輸送機器 / 輸送機器電装品 / 医療機器 | ||
主要取引先 |
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