医療機器
◇概要
動物用医療器具の部品は、小型で精密な作りが求められます。特に、SUS304(ステンレス鋼)を素材とした楕円形パーツでは、穴あけバリや切削痕を丁寧に除去する工程が品質を左右します。この部品の加工では、精度の高さだけでなく、効率的な大量処理も重要です。一度に100本を処理しながらも、完璧な仕上がりを追求しています。
◇医療器(動物用)向けSUS部品とは?
動物用医療器具に使われるこの部品は、楕円形(φ2)を特徴とする小型パーツです。SUS304を使用することで、耐食性と強度を兼ね備え、医療現場での長期使用に適しています。サイズはφ1.5×80㎜のパイプ形状で、軽量化と高い精密性が求められます。
◇特長
- SUS304対応の精密加工技術
- 穴あけバリや切削痕を完全に除去
- 滑らかな表面仕上げ
- 32ℓ遠心バレル機を使用した効率的な大量処理
- 1バッチあたり100本対応
◇使用例
- 動物用注射器のパーツ
- 医療用プローブの支持部品
- 動物用検査機器の小型構造体
◇加工方法
加工には32ℓ遠心バレル機を使用し、SUS304製パーツの穴あけバリと切削痕を除去します。楕円形という特殊な形状に対応するため、独自の治具と研磨材を使用。特に小径パイプ部分の仕上がりには細心の注意を払い、均一な表面品質を実現します。また、遠心力を活用した効率的な加工により、100本のパーツを一度に高精度に仕上げています。
◇取組み
医療用途の部品という性質上、寸法精度や仕上がりの均一性に妥協は許されません。高精度を維持するため、加工条件を細かく調整し、設備の性能を最大限に活かしました。また、スタッフ全員で試行錯誤を繰り返し、特殊な形状にも対応できるノウハウを蓄積しています。動物医療の現場に安心と信頼を届けるため、日々技術を磨いています。
◇まとめ
動物医療の現場では、精密な機器が命を支える重要な役割を果たします。このSUS部品の加工は、穴あけバリや切削痕を丁寧に除去することで、安全で高品質な製品を生み出します。これからも品質にこだわり、動物医療に貢献していきます。
◆企業情報
株式会社早川研磨工業
本社・工場
〒131-0043 東京都墨田区立花4-14-3
※連絡は第二工場へお願いします。
第二工場
〒131-0043 東京都墨田区立花5-37-2
Tel.03-3617-1128/Fax.03-3612-8327
ホームページ: https://hayakawa-inc.co.jp/
会社名 |
株式会社 早川研磨工業 (はやかわけんまこうぎょう) |
エミダス会員番号 | 83307 |
---|---|---|---|
国 | 日本 | 住所 |
日本 東京都 墨田区 |
電話番号 | 03-3617-1128 | FAX番号 | 03-3612-8327 |
資本金 | 300 万円 | 年間売上高 | 20,000 万円 |
社員数 | 20人 | 担当者 | 早川昌彦 |
産業分類 | 輸送機器 / 輸送機器電装品 / 医療機器 | ||
主要取引先 |
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