◇概要
医療機器向けの切削部品には、高度な精密加工と表面仕上げが求められます。特に全周にわたる切削痕の除去や、ボス部のリード除去は、機能性だけでなく安全性にも直結する大切な作業。さらに、打痕やキズは一切許されないため、36ℓ遠心バレル機の仕切りタンクを使用し、部品同士の接触を最小限に抑えつつ仕上げています。

◇医療器向け切削部品とは？
医療器具に使用されるSUS303製の切削部品は、耐食性が高く、精密加工が可能な素材として幅広く採用されています。この部品は、細部まで丁寧に仕上げられることで、医療の現場での安全性と信頼性を支えています。

◇特徴
- SUS303製で高い耐食性と加工精度を実現
- 切削痕やボス部のリード除去による高品質な表面仕上げ
- 36ℓ遠心バレル機と仕切りタンクで、打痕・キズを徹底防止
- φ30×30㎜サイズの部品を40個/バッチで効率的に加工

◇使用例
- 医療器具や手術用機器の精密部品
- 検査機器や分析装置の内部構造部品
- 高精度が求められる治療器具の接続部

◇加工方法
36ℓの遠心バレル機と専用の仕切りタンクを使用し、部品同士が直接触れないように個別に仕切られた状態で処理します。これにより、全周の切削痕やボス部のリードを均一に除去しつつ、キズや打痕のない美しい仕上がりを確保。少数バッチながらも効率的かつ高精度な加工が可能です。

◇取組み
医療機器向けの部品には特に厳しい品質基準が設けられています。ISO9001認証の品質管理体制を基に、全数検査を徹底し、信頼性の高い製品を提供しています。また、専用QC工程表に沿った管理により、加工条件の一貫性を保持しています。

◇まとめ
医療器向けの高精度な切削部品加工なら、打痕やキズを防ぐ仕切りタンクと遠心バレル機を駆使した技術でお任せください。安心と品質の両立を目指し、精密で美しい仕上がりをご提供します。ぜひご相談を！

◆企業情報
株式会社早川研磨工業

本社・工場
〒131-0043 東京都墨田区立花4-14-3
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第二工場
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