自動車(量産)
◇概要
Oリングの加工で特に大事なのは、シール面の平滑さ。テフロン樹脂のOリングは、柔軟性と耐薬品性がある反面、表面に傷が付きやすいという難点も。ここで活躍するのが200ℓ回転バレル機。800個のOリングを一度に投入し、表面を滑らかに仕上げる高度な平滑化加工を行っています。
◇テフロン樹脂製Oリングとは?
テフロン(PTFE)樹脂製のOリングは、薬品耐性が高く、摩耗にも強いことで知られます。特に高温や過酷な化学環境でも劣化しにくい特性を持ち、産業機械の密封部や薬品を扱う装置に欠かせない部品です。
◇特徴
- 耐薬品性と耐久性に優れたテフロン樹脂製
- 200ℓ回転バレル機によるシール面の平滑化で漏れ防止効果が向上
- φ100のサイズで800個/バッチの大量処理が可能
- 傷を最小限に抑えた美しい仕上がり
◇使用例
- 産業用ポンプやバルブのシール材
- 化学薬品を扱う装置の密封パーツ
- 医療機器の耐薬品性が求められる部位
◇加工方法
200ℓの回転バレル機を使用し、Oリング同士のぶつかり合いを抑えながら、表面が滑らかになるよう加工します。特にシール面の平滑化に注力し、圧力を均一にかけるため、専用のメディアで丁寧に仕上げます。これにより、漏れや劣化を防ぐ高品質なOリングが完成します。
◇取組み
耐薬品性と精密性が求められるOリングの仕上げには、社内で厳格な品質管理を徹底。表面粗さ測定器でシール面の滑らかさを確認し、ISO9001の品質管理体制のもと、全品検査を行っています。さらに、耐薬品性のテストも定期的に実施し、長期間の使用に耐えられる品質を保証しています。
◇まとめ
テフロン樹脂製のOリングで、シール性能が求められるなら、平滑化技術が強み。200ℓ回転バレル機による滑らかで精密な仕上げにより、どんな環境でも信頼の品質をお届けします。お気軽にご相談ください!
◆企業情報
株式会社早川研磨工業
本社・工場
〒131-0043 東京都墨田区立花4-14-3
※連絡は第二工場へお願いします。
第二工場
〒131-0043 東京都墨田区立花5-37-2
Tel.03-3617-1128/Fax.03-3612-8327
ホームページ: https://hayakawa-inc.co.jp/
会社名 |
株式会社 早川研磨工業 (はやかわけんまこうぎょう) |
エミダス会員番号 | 83307 |
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国 | 日本 | 住所 |
日本 東京都 墨田区 |
電話番号 | 03-3617-1128 | FAX番号 | 03-3612-8327 |
資本金 | 300 万円 | 年間売上高 | 20,000 万円 |
社員数 | 20人 | 担当者 | 早川昌彦 |
産業分類 | 輸送機器 / 輸送機器電装品 / 医療機器 | ||
主要取引先 |
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