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板成形シミュレーションツール　eta/DYNAFORM

eta/DYNAFORM（ダイナフォーム）は、ブランクサイズ予測から、金型形状設計、プレス成形解析まで可能なソフトウェアです。

近年、プレス製品の軽量化ニーズに応え高張力鋼板の使用が増え、ますます金型及び
製品設計におけるシミュレーションの必要性が高くなってきています。より効果的に設計を
進めていくために開発されたのが、米国ETA社のeta/DYNAFORMです。

●主な特長
1、業界標準の高精度ソルバー「LS-DYNA」を搭載
　　LS-DYNAは非線形構造解析に必要な陽解法と陰解法の双方のソルバーを持つ、
　　信頼性の高い解析ソルバーです。近年、衝突解析、落下解析、プレス成形解析など
　　幅広いアプリケーションで実績があり、高い評価を得ています。
　　プレス成形解析やハイドロフォーミング解析には陽解法ソルバー、
　　また自重及びスプリングバック解析には陰解法ソルバーを使い分けて解析を行います。　

２、業界最強のメッシュ作成機能
　　取り込んだCADの不整合部を自動修正し、形状を忠実に再現しながら要素数を
　　最小限にする業界最強のメッシャーを搭載しています。
　　中立面作成機能により、ソリッド形状から直接サーフェースを生成することができます。

３、高精度なスプリングバック予測と見込み機能
　　ハイテン材やアルミなど様々な材料のスプリングバックを高精度に予測可能です。
　　スプリングバック予測に特化した材料モデル（吉田モデル）まで標準サポートします。
　　また、スプリングバック解析から金型への見込み量を予測し、見込み形状まで作成でき、
　　ダイレクトにCADデータとして出力も可能です。

４、使いやすい操作環境
　　各種解析条件設定などが専用環境で簡単に実行でき、直感的な操作ができるため、
　　操作習得にかかる負担を大幅に軽減します。
　　　　　
●解析結果及び評価
　　eta/DYNAFORMにより、下記解析結果を出力することができますので、試作の前の
　　事前検証及び試作とシミュレーションとの整合性について各種検証することが可能です。
　　　　　①成形不良（しわ、ひび割れなど）の評価機能
　　　　　②成形限界線図（FLD)による評価機能
　　　　　③板厚減少率やひずみのコンタ図
　　　　　④サークルグリッド