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►【小径パイプ加工における製造業の課題】
現在の製造業界では、《塑性加工製品》の精密加工に対する要求が年々高まっています。特に小径パイプを使用した製品では、従来の加工方法では限界があり、多くの企業が以下のような課題を抱えています。
●複雑な形状加工による歩留まり低下と製造コスト増加
●スプール成形とバルジ成形の品質安定化の困難
●多工程にわたる外注管理と品質保証の問題
●曲げ加工における形状精度のバラツキ
特に小径パイプΦ8×1.0tの切断、両端カエリ取り、両端バルジ加工、中央部スプール加工、そして曲げ加工を行った製品です。このような複雑な工程を要する製品については、従来の分業体制では品質と効率の両立が困難な状況です。
→【注目】製造現場の皆様、こんな悩みを抱えていませんか?
►【一貫塑性加工システムによる解決アプローチ】
これらの課題を根本的に解決するのが、《塑性加工・機械加工・溶接加工》の一気通貫対応システムです。
《問題解決の核となる4つの技術要素》
★【高精度端末加工技術】
・端末加工機8台による多様な成形パターン対応
・バルジ成形の高精度実現
・スプール成形(ビード加工)の安定品質
・カエリ取りから最終仕上げまで一貫対応
★【小径パイプ専用加工システム】
・NCベンダー10台によるΦ4~Φ40対応の三次元曲げ加工
・丸鋸切断機8台でのΦ4~Φ70精密切断
・スピニング加工機2台による溝入れ・成形加工
・プレス機による複合変形加工対応
★【塑性加工の環境優位性】
・切り粉が出ない環境に優しい変形加工
・材料ロスの大幅削減による原価低減
・型を使った圧力変形による高い再現性
・熱処理不要な冷間加工による品質安定
★【マトリックス生産システム】
・日送りカード方式による効率的工程管理
・月産数十個~数万個まで対応する柔軟性
・設備稼働率と人的稼働率の最適化
・巧みな段取り替え技術による多品種対応
《具体的な加工フローと技術詳細》
【STEP1:材料準備・切断】
小径パイプΦ8×1.0tを始めとする各種パイプ材を、丸鋸切断機で精密切断。切断面の品質管理により、後工程での加工精度向上を実現。
【STEP2:両端カエリ取り】
切断時に発生するカエリを除去。この工程での精度が、後のバルジ成形品質に直結する。
【STEP3:両端バルジ加工】
端末加工機を使用し、パイプ端部を膨出させるバルジ成形を実施。圧力制御と型精度により、高精度を実現。
【STEP4:中央部スプール加工】
パイプ中央部にスプール成形(ビード)を実施。 均一な表面品質を確保。
【STEP5:三次元曲げ加工】
NCベンダーによる精密曲げ加工で最終形状を実現。三次元形状でも±1度以内の角度精度を維持。
塑性加工の特性を活かし、切り粉ゼロの環境配慮型生産を実現。廃棄物処理費用の削減とともに、SDGs認証企業としての責任を果たしています。
►【70年の技術蓄積による独自ノウハウ】
《塑性加工分野での圧倒的な技術力》
昭和27年創業以来、私たちは金属の塑性変形特性を徹底研究し、独自の加工技術を開発してきました。特に小径パイプの加工では、材料の特性を最大限活かす技術が重要です。
●【端末加工の多様なパターン対応】
・拡管&フレアー(Expanding & Flaring)
・フレアー&ビード(Flaring & Beading/Spool)
・絞り&フレアー(Swaging & Flaring)
・ダブルビード(Bulging & Beading/Double beading)
・スプール&インナービード(Beading & Inner beading)
これらの技術パターンを組み合わせることで、お客様の要求仕様に最適な加工方法をご提案いたします。
●【材料特性に応じた最適加工】
・鉄系材料:STKM材、STK材での高強度確保
・ステンレス:SUS304での耐食性維持加工
・銅系材料:純銅、黄銅での導電性確保
・アルミニウム:5000番台合金での軽量化対応
●【品質保証の徹底】
ISO9001認証取得による国際標準品質管理に加え、キーエンス製三次元測定機、画像寸法測定機による検査体制で、塑性加工製品の寸法精度を厳格に管理しています。
►【マツダ認定の信頼性と実績】
《自動車業界最高水準の品質基準クリア》
マツダ株式会社品質優良認定企業として、自動車部品に要求される厳しい品質基準を満たしています。この認定は、塑性加工製品における当社の技術力と品質管理体制の証明です。
●自動車エンジン部品での耐熱・耐圧性能クリア
●ブレーキ配管部品での気密性・耐久性確保
●燃料系統部品での耐食性・信頼性実現
●冷却系統部品での熱伝導性・形状精度維持
《全国展開の供給体制》
東京から久留米まで、全国の製造業様との取引実績があります。遠方のお客様でも、品質と納期を両立した供給体制を確立しています。
►【今すぐ始められる課題解決への道筋】
塑性加工製品の課題解決は、まず現状の問題点を正確に把握することから始まります。
★【診断対応項目】
・スプール成形の品質安定化方法
・バルジ成形の精度向上対策
・曲げ加工での形状精度管理
・多工程一貫化によるコスト削減効果試算
・材料選定から最適加工方法の提案
《まずはお気軽に相談を》
「こんな複雑な加工、本当にできるんじゃろうか?」そんな疑問をお持ちの方こそ、ぜひ一度ご相談ください。70年の技術蓄積と最新設備で、必ずお役に立てる解決策をご提示いたします。
※技術相談・見積依頼:https://ja.nc-net.or.jp/company/81014/inquiry/
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【会社概要】
松田鉄工株式会社
〒739-0264 広島県東広島市志和町七条椛坂1700
TEL:082-433-4544
FAX:082-433-2628
コーポレートサイト:https://mtd-co.jp/
技術相談・見積依頼:https://ja.nc-net.or.jp/company/81014/inquiry/
| 会社名 |
松田鉄工株式会社 (まつだてっこう) |
エミダス会員番号 | 81014 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 広島県 東広島市 |
| 電話番号 | 082-433-4544 | FAX番号 | 082-433-2628 |
| 資本金 | 1,200 万円 | 年間売上高 | |
| 社員数 | 40人 | 担当者 | 矢野 久 |
| 産業分類 | 産業用機械 / 輸送機器 / 事務用機器 | ||
| 主要取引先 |
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