■サイクロ減速機向けSUJ2針状ころ,棒状ころ(クラウニングローラー)
サイズ：D3.5mm L10mm
材質：SUJ2 硬度HRC60以上
精度：Bランク（2μmゲージ10種）
クラウニング：端面から1.5mm付近ゲージポイント

【サイクロ減速機向けローラー】
内ピン(内ローラー),外ピン(外ピン),総コロベアリング用円筒ころを製作可能。

【当社のクラウニング加工】
当社は、クラウニング加工を自社設備で行っているため数百個の小ロットから調整可能。円筒ころ1X1(1X0.95) 2X2(2X1.9) 3X3(3X2.9) 4X4(4X3.9) 5X5(5X4.9) 小径1mm以下の針状ころ、ローラーピンへのクラウニング加工が可能。
クラウニング測定は、輪郭形状測定機や3D形状測定機を使用。

【クラウニングローラーとは】
両端面にミクロンレベルのテーパー加工を行い、母線形状をなだらかな曲線にする。
針状ころ、棒状ころ、円筒ころの転動体にクラウニングを施すことで母線形状はエッジロードを防ぎ、回転系(ラジアル荷重)、直道系(アキシャル荷重)に非常に有効。。
ベアリングにクラウニングローラーを組み込むことで、荷重負荷が一様となり耐久、精度の向上につながる。　

【針状ころとは】
針状ころは、SUJ2高炭素クロム軸受鋼を用い，熱処理後(表面硬さは HRC60 ~ 65)研削および磨き仕上げを施す。針状ころは転動体として，またはピンやシャフ ト単体としても使用される。針状ころの形状は、端面が平面の F 形と丸面のA面を標準としている。 ころ転動面にクラウニングを施すとエッジロー ドを緩和できる。
針状ころは外径 6 mm以下。棒状ころ 6 mmを超えるものるもの 。

【針状ころ端面形状】
丸面形 　A面
平面形　F面
とがり形　C面
円すい形　T面
段付き形 　M面