センターレス研磨(外径研磨）の専門メーカー
小径センターレス研磨,高精度センターレス研磨

当社は、40年間のセンターレス研磨(スルー研磨,停止研磨)外径研磨加工を通し、固有のノウハウによる最高位技術を有し、小径高精度シャフト、極小ピンにおいてはサブミクロン精度を確立し、あらゆる精度にも追随できる技術力、応用力を兼ね備えております。

【センターレス研磨による最高位研磨精度】
対象サイズ：D0.5mm〜D5.0mm
外径精度：0.0002mm (0.2μm)
真円度：0.0001mm (0.1μm)
表面粗さ：Ra 0.01μm

【センターレス研磨加工とは】
固定されたブレードと、回転する研削砥石と調整砥石の間で工作物を支持し、外周を研削する加工方法。工作物全体が支持されているため、研削抵抗によるたわみが少なく、精度を一定に保つことが可能。センターレス（心なし）研削は、円筒工作物を、固定された工作物支持刃と回転する調整車及び研削砥石の間で支持し、工作物の回転と送りを調整車の回転で調整しながら工作物外周を研削する方法である。工作物にセンタ穴を必要としないため、円筒研磨のように研削盤への工作物の取り付けが不要。自動供給機パーツフィーダーを使用することで量産にも対応できる。
ピン類や、パイプ、段付き部品などセンタやチャックで保持が困難な工作物や、量産品に使用される研削方法である。

【センターレス研磨による２種類の加工が当社では可能】
■通し研磨（スルー研磨）
調整車（コントローラー）の軸心を、加工物の軸心に対して 1°～4°傾ける事により 工作物が軸方向に送られ連続的に研削できる加工方法。

■停止研磨
工作物を支持刃（ブレード）と、回転する調整車（コントローラー）で支持し、砥石を送り込んで研削。基本、自動化されていない場合は、1本ずつの単品加工。
当社では５軸研磨機を有し、工作物の形状に合わせて調整車や砥石を成型することにより多段付き軸やテーパー、Ｒ形状まで幅広い形状に複合研磨対応が可能。

【円筒研磨からセンターレス研磨変更によるVA】
円筒研削盤で外径の研磨を行なっている部品は、加工数量が纏まればセンターレス研削盤による研磨加工に変更することで、大幅なコストダウン、リードタイム短縮を図ることができます。円筒研削盤でチャックする外径研磨加工からセンターレス研削盤による外径スルー研磨に変更することで加工時間を格段に短縮することができます。また、同時に高い外径寸法精度を実現することができます。

【バフ研磨を不要とする表面粗さ精度】
多くの図面に外径面の鏡面を求める場合(Ra 0.05μm以下,Rz0.4μm以下)センターレス研磨後にバフ研磨を指示されることがあるが、当社ではセンターレス研磨のみで鏡面仕上げを可能とします。当社ではマルテンサイト(SUS440C,SUS420J2,SUS420F)の焼入品、または焼入れ未処理品、そしてオーステナイト(SUS304,SUS304,SUS316)の非磁性材にもRa0.05μm以下,Rz0.4μm以下を可能とする鏡面加工技術を有してます。

【偏りない数量をカバーし希望レンジを狙える技術力】
センターレス研磨機は、数量が多い場合に使用されることが多いが、当社では数本から
サブミクロン精度仕上が可能。また、量産品においては10万本を超える数量に対しても
均一な精度で仕上げることが可能。
また、当社は1μm単位による希望ゲージごとの研磨が可能。D3mmシャフトにおいて
-1/-2(2.998〜2.999)　+2〜+3(3.002〜3.003)　+12〜+13(3.012〜3.013)各30本ずつ欲しいという希望にもリードタイム7日〜21日前後の短納期対応が可能。

【センターレス研削技術に更なるプラスα技術】
高精度センターレス研削に、更に希望に応じてバフ研磨,スーパーフィニッシュ,スパロール,バレル研磨(回転バレル,振動バレル,傾式バレル,乾式バレル,遠心バレル)も社内一貫によるワンストップ生産が可能。

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