この製品は自動車部品工場の生産機械で
搬送部品ガイドの役割をする製品となります。

材質は鉄で硬さを重視したSKD11を採用しました。
厚みと幅寸法の公差が±0.02だったため、
焼入れ処理後に研磨にて寸法仕上げをしました。

ガイドはSKD11を使用したため
全体焼き入れで硬度をHRC58程度にしました。
お客様の希望が長寿命化ということでしたので、
表面処理でカナックを施し表面を硬くすることで、更に磨耗に強くさせました。

ここでの注意点は、カナック処理も熱処理になるので、
SKD11の焼き戻しの温度は高温で戻しました。
ガイドの表面硬度はHv1000～1400くらいになります。
カナック処理を追加することによって
ガイドの製品寿命がのび、お客様に満足していただきました。

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大野精工では、調達代行として
柔軟・迅速な対応を得意としており、お客様の
損失を最小限に抑えることを追求します。

また、ハードクロム・無電解ニッケル・亜鉛めっき
DLC・TiN・TiCN・窒化処理など
いろいろな表面処理を駆使して
長寿命化を実現いたします。
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