建設機械部品
建設機械において、機械の安定稼働を支える空気循環システムは極めて重要です。中でもクローラダンプなど特殊車両では、粉塵環境でも確実に空気を取り込める構造が求められます。今回は、空気取り入れ口に使用される接続パイプについて、溶接精度と生産体制に着目した加工事例をご紹介します。
【製品仕様】
製品名:空気取り入れ口の接続パイプ
素材:スチール(鉄)
板厚:3.2mm
業界:建設機械(クローラダンプ)
加工方法:溶接
寸法:600×300×300mm
【用途と製品の役割】
この接続パイプは、クローラダンプに搭載された空気取り入れ口部品の一部で、外気をエンジンや冷却系統へと導く重要な機能を担います。現場での使用環境を考慮し、高い剛性と耐久性が求められるため、3.2mm厚のスチール材を採用しています。
【溶接精度を支える治具内製化】
本製品の最大の特長は、両端の接合角度にねじれ角が設定されており、溶接時に精密な位置決めが必要である点です。一般的な溶接作業では、部品同士の角度ズレが起こりやすく、後工程での補正が必要となることがあります。
しかし本件では、社内にて専用の溶接治具を内製化することで、各部材の位置精度と角度精度を安定して確保。冶具を用いることで、製品のバラつきが減少し、量産対応でも品質の均一化を実現しています。
【量産体制と納期対応】
接続パイプは量産品としての依頼であり、溶接技能工による熟練作業と同時に、効率的な生産工程の確立が求められました。溶接前の仮組・治具使用による一貫生産体制により、短納期対応と安定供給を両立しています。
また、社内での治具設計・製作により、図面変更や仕様追加といったリクエストにも柔軟に対応可能です。
【高精度スチール溶接の強み】
岩本鉄工所では、スチール・ステンレス・アルミといった多様な素材の溶接に対応しており、複雑な形状や厚板溶接も可能です。13名の溶接技能工を有し、溶接歪みの制御や機械溶接と手溶接の併用による加工品質の最適化を実現しています。
また、製品形状や用途に応じた最適な溶接条件の設定・溶接順序の提案といったVA/VE提案にも力を入れており、コスト削減と品質向上の両立が可能です。
【まとめ】
今回ご紹介した空気取り入れ口の接続パイプは、高い溶接精度が求められる量産製品です。岩本鉄工所では、治具の内製化により、安定した品質と高い再現性を実現し、建設機械メーカーの厳しい要求にも応えています。
建設機械向けの板金部品・製缶部品でお困りの際は、図面段階からのご相談にも対応しておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
【お問い合わせ先】
株式会社岩本鉄工所
石川県小松市吉竹町タ33番地
TEL:0761-22-1486
FAX:0761-21-7701
URL:https://www.tk-iwa.jp/
溶接板金加工.com:https://yousetsubankinkakou.com/
| 会社名 |
株式会社 岩本鉄工所 (いわもとてっこうしょ) |
エミダス会員番号 | 79122 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 石川県 小松市 |
| 電話番号 | 0761-22-1486 | FAX番号 | 0761-21-7701 |
| 資本金 | 1,000 万円 | 年間売上高 | 48,100 万円 |
| 社員数 | 35人 | 担当者 | 岩本 純一 |
| 産業分類 | 工作機械 / 産業用機械 / 輸送機器 | ||
| 主要取引先 |
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