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「高性能な塗料を使ったのにすぐ剥がれる」「数年でサビが出てきた」——その原因は塗料ではなく、“塗る前の処理”にあります。金属塗装の品質と寿命は、目に見えない**前処理(下地処理)**で決まると言っても過言ではありません。
■前処理が不可欠な2つの理由
●①密着性の確保
金属表面には、製造過程で付着した油分・サビ・汚れが必ず残っています。これらがあるまま塗装すると、塗料が金属に定着せず、早期剥離の原因になります。
そのため、徹底的な除去・清浄化による前処理は、密着性を最大化するための必須工程です。
●②防錆性の向上
塗膜に小さなキズが入っただけでも、前処理が不十分だと、そこからサビが急速に進行します。塗膜の裏で膨れ(ブリスター)が発生し、最終的には全体の剥がれにつながります。
前処理は、金属自体をサビから守る防錆の“土台”となります。
■究極の前処理:リン酸亜鉛被膜処理とは?
永和工芸が行う「リン酸亜鉛被膜処理」は、密着性と防錆力の両方を飛躍的に高める化成被膜処理の代表格です。
●金属表面に人工的な“結晶皮膜”を形成
薬剤による化学反応で、金属表面に微細な結晶質の膜をつくります。この皮膜が、後工程の塗装品質を劇的に向上させる役割を果たします。
●強力なアンカー効果による密着力
結晶皮膜の微細な凹凸が塗料を掴み、塗膜が“ガッチリ”固定されます。
→ 剥がれにくい塗膜を実現
●最強の防錆バリア
リン酸亜鉛被膜は、水や酸素が金属に直接触れるのを防ぎ、サビの発生・進行を大幅に抑えます。
→ 長期耐久性が向上
安価な塗装では省略されがちな工程ですが、このひと手間こそが、製品の寿命を数倍に引き上げ、再塗装コストの削減に直結します。
■まとめ
塗装の剥がれ防止・防錆性能・寿命向上のすべては、前処理で決まります。
永和工芸は、リン酸亜鉛処理を含む高度な前処理技術で、小ロットから量産まで安定した高品質を実現しています。
「サビさせたくない」「絶対に剥がしたくない」というご要望は、ぜひ当社にご相談ください。
■企業情報
永和工芸株式会社
〒547-0003 大阪府大阪市平野区喜連5丁目5−60
TEL:06-6709-2349
FAX:06-6708-1445
Web:https://kinzokutoso.com/
GoogleMAP:https://maps.app.goo.gl/2Q4aDKJSRYQTVUy66
| 会社名 |
永和工芸 株式会社 (えいわこうげい) |
エミダス会員番号 | 77303 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 大阪府 大阪市平野区 |
| 電話番号 | 06-6709-2349 | FAX番号 | 06-6708-1445 |
| 資本金 | 1,000 万円 | 年間売上高 | 11,000 万円 |
| 社員数 | 15人 | 担当者 | 松本 悦典 |
| 産業分類 | 産業用機械 / 建築土木資材 / 輸送機器 | ||
| 主要取引先 |
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