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異物混入(いぶつこんにゅう)ってなに?|金属塗装の“ゴミがつく”トラブルをQ&Aで学ぼう!
金属にきれいに塗装しても、よく見ると表面に小さなゴミやホコリがついていることがあります。
それが「異物混入(いぶつこんにゅう)」というトラブルです。
見た目が悪くなるだけでなく、塗膜の性能にも影響することがあります。
ここでは、中学生にもわかるようにQ&Aで解説します!
Q1. 異物混入ってどんな現象?
A.
異物混入とは、塗装の途中でゴミ・ホコリ・虫などが塗膜の中に入りこんでしまう現象のことです。
小さなチリや毛が表面にくっつき、乾くとそのまま固まってしまいます。
ツヤツヤの表面にポツンとした点が見えるのが特徴です。
Q2. どうして異物が入っちゃうの?
A.
原因は、塗装環境や作業の中に“ホコリのもと”があることです。
塗装ブース(作業場)の空気にチリやホコリが舞っている
作業着や手袋から繊維や毛が落ちる
エアーガンの空気にゴミが混ざっている
乾燥中に虫やゴミが飛んできた
塗料の保管容器が汚れている
特に静電塗装では、塗装物が静電気を帯びてホコリを引き寄せやすいため注意が必要です。
Q3. 異物混入があるとどうなるの?
A.
見た目がザラザラしたり、光の反射で点が目立ったりします。
さらに、ゴミの部分から塗膜が浮き上がり、剥がれやすくなることもあります。
ほんの1粒のチリでも、仕上がりの印象を大きく変えてしまうのです。
Q4. どうすれば防げるの?
A.
異物混入を防ぐには、「環境を整えること」と「作業のていねいさ」がポイントです。
塗装ブースの空気を清浄に保つ
フィルターを定期的に交換し、風の流れを一定にします。
作業着・手袋を清潔に
毛羽立たない素材を選び、毎回ほこりを払います。
塗料・道具の管理を徹底する
使う前にフタを閉める・容器をきれいに保つ。
静電気を抑える対策を行う
アースを取る、湿度を保つなどでホコリの付着を減らします。
乾燥中はブースを閉じて守る
外から虫やホコリが入りにくい環境づくりをします。
Q5. 現場ではどうやって見つけるの?
A.
職人さんは、ライトを斜めから当てて表面をチェックします。
異物は光の反射で小さな影をつくるため、角度を変えると見えやすくなります。
見学のとき、誰かが製品を光にかざしてじっと見ていたら、それは「異物チェック」の場面かもしれません!
まとめ
異物混入は、たった1つのホコリやチリから起こるトラブルです。
でも、作業場を清潔に保ち、塗装環境を整えることで防げます。
金属塗装の美しさは、「見えないところのきれいさ」から生まれるのです。
■ 企業情報
永和工芸株式会社
〒547-0003 大阪府大阪市平野区喜連5丁目5−60
TEL:06-6709-2349
FAX:06-6708-1445
Web:https://kinzokutoso.com/
Google Map:https://maps.app.goo.gl/2Q4aDKJSRYQTVUy66
| 会社名 |
永和工芸 株式会社 (えいわこうげい) |
エミダス会員番号 | 77303 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 大阪府 大阪市平野区 |
| 電話番号 | 06-6709-2349 | FAX番号 | 06-6708-1445 |
| 資本金 | 1,000 万円 | 年間売上高 | 11,000 万円 |
| 社員数 | 15人 | 担当者 | 松本 悦典 |
| 産業分類 | 産業用機械 / 建築土木資材 / 輸送機器 | ||
| 主要取引先 |
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