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\【金属塗装の下地処理】不良ゼロを目指す!塗装前工程の基本ステップとは/
金型由来の不良を抑えるだけでは、塗装品質は安定しません。“塗る前の準備”である下地処理工程が、最終的な密着性・見た目・耐久性に直結します。
■ ステップ① 脱脂処理(油分除去)が最初の壁
亜鉛ダイキャスト製品は、鋳造時の離型剤や加工油が残留しているケースが多く、それが塗料の密着を大きく阻害します。
→ 対応: アルカリ性脱脂液や炭化水素系洗浄剤で洗浄後、温水リンスで油分を完全除去。
■ ステップ② 表面粗化処理で密着力を高める
滑らかすぎる金属表面には塗膜が定着しにくいため、**物理的なアンカー効果(食いつき)**を得るために表面粗さを与えます。
→ 対応: サンドブラストやショットブラスト、化学エッチングなどの粗化処理が有効。
■ ステップ③ 化成処理で防錆と密着力を両立
特に亜鉛系素材には、ジンケート処理やクロメート処理などの化成皮膜を施すことで、塗料との密着性が高まり、同時に錆の発生も抑えられます。
→ 対応: 製品仕様や塗料との相性に応じて、皮膜の種類や膜厚を調整する。
■ ステップ④ 乾燥工程も“処理のうち”と捉える
下地処理後の水分残りは、後の塗膜ブリスターの原因になります。
→ 対応: 洗浄・処理後は十分に乾燥炉やエアブローを活用し、水分を徹底除去する。
■ まとめ
金型設計・成型時の品質管理に加え、塗装前の下地処理工程を「どれだけ丁寧にやるか」が、仕上がりとクレーム率を分ける決定的な要素です。工程は見えない部分ほど手を抜かず、確実に積み上げることが大切です。
■ 企業情報
永和工芸株式会社
〒547-0003 大阪府大阪市平野区喜連5丁目5−60
TEL:06-6709-2349
FAX:06-6708-1445
Web:https://kinzokutoso.com/
Google Map:https://maps.app.goo.gl/2Q4aDKJSRYQTVUy66
金型由来の不良を抑えるだけでは、塗装品質は安定しません。“塗る前の準備”である下地処理工程が、最終的な密着性・見た目・耐久性に直結します。
■ ステップ① 脱脂処理(油分除去)が最初の壁
亜鉛ダイキャスト製品は、鋳造時の離型剤や加工油が残留しているケースが多く、それが塗料の密着を大きく阻害します。
→ 対応: アルカリ性脱脂液や炭化水素系洗浄剤で洗浄後、温水リンスで油分を完全除去。
■ ステップ② 表面粗化処理で密着力を高める
滑らかすぎる金属表面には塗膜が定着しにくいため、**物理的なアンカー効果(食いつき)**を得るために表面粗さを与えます。
→ 対応: サンドブラストやショットブラスト、化学エッチングなどの粗化処理が有効。
■ ステップ③ 化成処理で防錆と密着力を両立
特に亜鉛系素材には、ジンケート処理やクロメート処理などの化成皮膜を施すことで、塗料との密着性が高まり、同時に錆の発生も抑えられます。
→ 対応: 製品仕様や塗料との相性に応じて、皮膜の種類や膜厚を調整する。
■ ステップ④ 乾燥工程も“処理のうち”と捉える
下地処理後の水分残りは、後の塗膜ブリスターの原因になります。
→ 対応: 洗浄・処理後は十分に乾燥炉やエアブローを活用し、水分を徹底除去する。
■ まとめ
金型設計・成型時の品質管理に加え、塗装前の下地処理工程を「どれだけ丁寧にやるか」が、仕上がりとクレーム率を分ける決定的な要素です。工程は見えない部分ほど手を抜かず、確実に積み上げることが大切です。
■ 企業情報
永和工芸株式会社
〒547-0003 大阪府大阪市平野区喜連5丁目5−60
TEL:06-6709-2349
FAX:06-6708-1445
Web:https://kinzokutoso.com/
Google Map:https://maps.app.goo.gl/2Q4aDKJSRYQTVUy66
| 会社名 |
永和工芸 株式会社 (えいわこうげい) |
エミダス会員番号 | 77303 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 大阪府 大阪市平野区 |
| 電話番号 | 06-6709-2349 | FAX番号 | 06-6708-1445 |
| 資本金 | 1,000 万円 | 年間売上高 | 11,000 万円 |
| 社員数 | 15人 | 担当者 | 松本 悦典 |
| 産業分類 | 産業用機械 / 建築土木資材 / 輸送機器 | ||
| 主要取引先 |
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