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◆ “塗装性”の工夫が、見えないコストに直結する
商業什器や棚受け金具の製造では、塗装は「仕上げ工程」として位置づけられがちです。
しかし実際には、形状や設計の工夫が塗装のしやすさを左右し、そのまま現場のコストに跳ね返る工程でもあります。
この記事では、**「塗装しやすい設計」=「コストダウン」**につながる理由を、現場目線でご紹介します。
◆ コストを下げる第一歩:段取り作業の削減
塗装工程では、製品を吊る・マスキングする・回転させるといった**“段取り作業”が必要不可欠**です。
複雑な形状や塗りにくい構造だと、この準備に時間と人手がかかり、塗装工賃が上昇してしまいます。
塗装性を意識した設計は、段取りを簡素化し、現場の稼働コストを効率化します。
◆ コストの隠れ出費:塗料ロスと再塗装対応
凹凸が激しい形状や、塗料が滞留しやすい部分があると、塗膜ムラや垂れのリスクが増加します。
これが原因で生じる再塗装や補修対応は、表面化しにくい“隠れコスト”です。
初期設計で塗料の均一性を確保できれば、材料費も手間も抑えられ、仕上がりも安定します。
◆ コスト競争力を高める:治具共通化とライン平準化
製品ごとに特殊な吊り治具が必要になると、段取りコスト・管理コストが跳ね上がります。
一方、塗装性の高い形状に整えることで、既存治具の再利用やラインの共通運用が可能になります。
これにより、多品種・小ロット案件でも競争力のあるコスト対応が可能になります。
◆ まとめ:塗装のコストは“最後”ではなく“最初”に決まる
塗装性を意識した設計は、段取り・材料・補修・管理コストのすべてに影響を与えます。
私たちは、こうした“見えないコスト”に着目し、塗装視点での設計支援を通じて、製品の総合的な価値向上に貢献します。
“仕上げの品質”を支えるために、設計段階からのパートナーシップが、最も有効なコスト戦略となるのです。
■ 企業情報
永和工芸株式会社
〒547-0003 大阪府大阪市平野区喜連5丁目5−60
TEL:06-6709-2349
FAX:06-6708-1445
Web:https://kinzokutoso.com/
Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/n9QjSnFyd6jpq9wdA
| 会社名 |
永和工芸 株式会社 (えいわこうげい) |
エミダス会員番号 | 77303 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 大阪府 大阪市平野区 |
| 電話番号 | 06-6709-2349 | FAX番号 | 06-6708-1445 |
| 資本金 | 1,000 万円 | 年間売上高 | 11,000 万円 |
| 社員数 | 15人 | 担当者 | 松本 悦典 |
| 産業分類 | 産業用機械 / 建築土木資材 / 輸送機器 | ||
| 主要取引先 |
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