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建設機械部品
3色塗り分け塗装で数量ミス発生|赤の塗りすぎで青が不足した現場実例
■ トラブルの背景・状況
今回の案件は、一つの部品を3色に塗り分けるという、大量ロットの塗装作業でした。
色ごとの数量は不均一で、さらに予備品も混在しており、作業には慎重な対応が求められる内容でした。
納期はタイトで、複数の作業が同時進行する中、色分けと数量管理の負担が特定の作業員に集中していたことが問題を引き起こす要因となりました。
■ 実際に起きたミス
赤色の塗装を必要以上に進めてしまい、青色の部品が不足する事態に。
数量の確認不足により、予定と異なる比率で塗装が完了してしまったのです。
この結果として、
再塗装の手配
塗料の再調合
乾燥炉の再稼働
人員の再配置
といった対応が必要になり、工程全体に大きなロスが発生しました。
作業担当者は、集中する業務の中で確認の余裕を失っていたと報告されています。
■ なぜそれが起きたか(原因)
色分け塗装の役割分担が曖昧で、作業負荷が偏っていた
「やってくれているだろう」という周囲の油断
チーム内での進捗共有や数量の見える化が不足していた
■ 教訓と改善のヒント
作業の集中は、ミスの集中にもつながります。こうしたトラブルを防ぐには、以下のような対策が有効です。
**工程の進捗を「見える化」**し、全体で把握できるようにする
数量チェックはダブルチェック方式で精度を高める
「誰が何をしているか」を明確に共有できるボードや伝達ツールを活用し、属人化を防ぐ
■ 一言コメント
現場は“誰かがやっている”ではなく、“みんなで進めていく”が基本です。
確認、共有、分担の工夫が、ミスの発生を防ぎ、全体の品質向上にもつながります。
■ 会社情報|永和工芸株式会社
永和工芸株式会社は、大阪市平野区を拠点に、金属製品の塗装を専門とする企業です。
静電塗装・焼付塗装・粉体塗装を中心に、高品質・短納期・柔軟対応をモットーに取り組んでいます。
永和工芸株式会社
〒547-0027
大阪市平野区喜連5-5-60
TEL:06-6709-2349
FAX:06-6708-1445
WEBサイト:http://kinzokutoso.com/
Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/2Q4aDKJSRYQTVUy66
| 会社名 |
永和工芸 株式会社 (えいわこうげい) |
エミダス会員番号 | 77303 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 大阪府 大阪市平野区 |
| 電話番号 | 06-6709-2349 | FAX番号 | 06-6708-1445 |
| 資本金 | 1,000 万円 | 年間売上高 | 11,000 万円 |
| 社員数 | 15人 | 担当者 | 松本 悦典 |
| 産業分類 | 産業用機械 / 建築土木資材 / 輸送機器 | ||
| 主要取引先 |
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