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溶剤系塗料と素材の相性問題|PP・亜鉛・旧塗膜での対策事例
「しっかり塗ったはずなのに剥がれてきた…」
そんな塗装トラブルの中でも、特に多いのが溶剤系塗料と素材の“相性ミス”による剥離です。
本記事では、**密着不良が起きやすい代表的な素材(ポリプロピレン、亜鉛メッキ鋼板、旧塗膜)**に対する原因と具体的な対策事例を紹介します。
■ ポリプロピレン(PP) × 溶剤系塗料
原因:PPは表面エネルギーが非常に低く、塗料が弾かれて密着しない
対策:コロナ処理やフレーム処理などの表面改質を実施後、プラスチック専用プライマーを使用することで密着性を確保
■ 亜鉛メッキ鋼板 × 溶剤系塗料
原因:表面に酸化亜鉛が形成され、塗膜の密着を妨げる
対策:リン酸亜鉛処理や亜鉛メッキ専用プライマーを使用し、表面の活性化と下地との相性を整える
■ 旧塗膜 × 不適切な上塗り塗料
原因:旧塗膜と新しい塗料の樹脂系統の不一致により層間剥離が起こる
対策:既存塗膜の種類を確認し、同系統塗料の使用または完全除去による再塗装で対応
■ まとめ
溶剤系塗料は汎用性が高い一方で、素材との相性によって重大な密着トラブルを招くリスクもあります。
PP、亜鉛メッキ鋼板、旧塗膜などの難付着素材には、適切な前処理と専用プライマーの選定が不可欠です。
剥離トラブルを未然に防ぐには、事前の素材確認と塗料の相性チェックを徹底することが重要です。
■ 永和工芸株式会社について
永和工芸株式会社は、大阪市平野区を拠点に、金属製品の塗装加工を手がけております。
静電塗装や焼付塗装、粉体塗装など、製品の仕様やご要望に応じて柔軟な対応が可能です。
再塗装や難素材への塗装でお困りの際は、ぜひ当社へご相談ください。
▼ お問い合わせはこちら
永和工芸株式会社
〒547-0027 大阪府大阪市平野区喜連5丁目5番60号
TEL:06-6709-2349 FAX:06-6708-1445
Webサイト:http://kinzokutoso.com/
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| 会社名 |
永和工芸 株式会社 (えいわこうげい) |
エミダス会員番号 | 77303 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 大阪府 大阪市平野区 |
| 電話番号 | 06-6709-2349 | FAX番号 | 06-6708-1445 |
| 資本金 | 1,000 万円 | 年間売上高 | 11,000 万円 |
| 社員数 | 15人 | 担当者 | 松本 悦典 |
| 産業分類 | 産業用機械 / 建築土木資材 / 輸送機器 | ||
| 主要取引先 |
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