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金属塗装の失敗例:内部からの錆び発生
金属塗装の大きな課題の一つが、塗膜の下で発生する内部錆び(サビ)です。塗装が剥がれていないにもかかわらず、内部で腐食が進行すると、構造強度の低下や塗膜剥離の原因になります。この問題を防ぐためには、適切な前処理と塗装技術の選定が不可欠です。
内部錆びを防ぐための塗装方法
① 適切な前処理(脱脂・錆び除去・リン酸処理)
塗装前の金属表面には、油分や微細な錆び、不純物が残っていると、塗膜の密着性が低下し、内部で腐食が進む可能性があります。そのため、以下の工程が重要です。
脱脂処理:溶剤やアルカリ洗浄で油分を完全除去
ブラスト処理:サンドブラストやショットブラストで表面の酸化膜や錆びを除去
リン酸処理(化成処理):防錆効果を高め、塗膜の密着性を向上
② 耐食性の高い下塗り(プライマー)を使用
内部錆びを防ぐためには、**防錆効果の高い下塗り塗料(エポキシ系プライマーや亜鉛リッチプライマー)**を使用することが重要です。これにより、金属表面と塗膜の間で発生する酸化反応を抑制できます。
③ 耐久性の高い仕上げ塗装を施す
上塗りには、耐水性・耐薬品性に優れた塗料(ポリウレタン塗料やフッ素樹脂塗料)を選定し、適切な膜厚を確保することで、外部からの水分や化学物質の浸透を防ぎます。
④ 密閉構造の部品には内部防錆対策を実施
密閉構造の製品や溶接部には、防錆油や防錆スプレーの塗布、内部コーティングの追加が効果的です。これにより、外部から見えない部分の腐食を防止できます。
永和工芸の高耐久金属塗装
永和工芸では、最適な前処理技術と高性能な防錆塗装を組み合わせ、長期間錆びに強い金属塗装を提供しています。金属塗装の耐久性を向上させたい方は、ぜひご相談ください。
【企業情報】
永和工芸 株式会社
所在地:日本 大阪府 大阪市平野区 喜連5-5-60
TEL:06-6709-2349
FAX:06-6708-1445
HP:http://kinzokutoso.com/
Google Map:https://maps.app.goo.gl/2Q4aDKJSRYQTVUy66
会社名 |
永和工芸 株式会社 (えいわこうげい) |
エミダス会員番号 | 77303 |
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国 | 日本 | 住所 |
日本 大阪府 大阪市平野区 |
電話番号 | 06-6709-2349 | FAX番号 | 06-6708-1445 |
資本金 | 1,000 万円 | 年間売上高 | 11,000 万円 |
社員数 | 15人 | 担当者 | 松本 悦典 |
産業分類 | 産業用機械 / 建築土木資材 / 輸送機器 | ||
主要取引先 |
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