自動車電装品
建築部品
鍛造品の設計では、切削加工品とは異なる特有の設計ルールがあります。図面作成の段階でこれらを押さえておくことで、金型費の削減や不良率の低減、トータルコストの最適化につながります。本記事では、鍛造品の図面設計で特に重要な「抜き勾配」「パーティングライン」「肉厚設計」の3つのポイントを解説します。
■ 抜き勾配(ドラフトアングル)とは?
抜き勾配とは、鍛造品を金型から取り出しやすくするために設ける傾斜角度のことです。抜き勾配がないと、鍛造品が金型に密着して離型できず、製品の変形や金型の損傷につながります。
・一般的な抜き勾配の目安:外側3~7°、内側5~10°
・抜き勾配を小さくするほど後工程の切削量が減り、材料歩留まりが向上
・ただし、小さすぎると金型寿命が短くなるため、コストバランスの検討が必要
■ パーティングライン(PL)とは?
パーティングラインとは、上型と下型の合わせ面にできる線のことです。PLの位置は製品の品質やコストに大きく影響します。
・PLは製品の最大断面に設定するのが基本
・PLの位置によって金型構造が変わり、金型費に直結する
・PLにバリ(余分な材料のはみ出し)が発生するため、後工程でバリ取りが必要
・機能面や外観面に影響しない位置にPLを設定することが理想的
■ 肉厚設計のポイント
鍛造品は、肉厚のバランスが品質に大きく影響します。
・極端に薄い部分があると、材料が金型の隅まで充填されず欠肉が発生する
・急激な肉厚変化は応力集中の原因となり、割れやクラックのリスクが高まる
・推奨最小肉厚の目安:黄銅鍛造品で約2~3mm
・厚肉部と薄肉部の比率は3:1以内に収めるのが望ましい
・R(丸み)をつけることで材料の流れが改善し、充填性が向上する
■ 設計段階で鍛造メーカーに相談するメリット
鍛造品は金型を用いるため、設計段階での工法検討が製品品質とコストを左右します。東伸では、80年以上の鍛造ノウハウをもとに、図面段階からの工法提案を行っております。抜き勾配やPLの最適化、肉厚バランスの改善など、設計者様の課題解決をサポートいたします。
東伸では、黄銅・銅・アルミの熱間鍛造から切削加工まで一貫対応。試作1個から量産まで、お気軽にご相談ください。
【お問い合わせ先】
東伸株式会社
〒480-0142 愛知県丹羽郡大口町中小口二丁目287番地
TEL:0587-95-1741
URL:https://www.s-toshin.co.jp/
| 会社名 |
東伸 株式会社 (とうしん) |
エミダス会員番号 | 75765 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 愛知県 丹羽郡大口町 |
| 電話番号 | 0587-95-1741 | FAX番号 | 0587-95-5382 |
| 資本金 | 9,450 万円 | 年間売上高 | |
| 社員数 | 25人 | 担当者 | 祖父江正直 |
| 産業分類 | 産業用機械 / 電子部品 / 輸送機器電装品 | ||
| 主要取引先 |
|
||
コンテンツについて
サービスについて
NCネットワークについて
