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プラモール精工、部品拡販 複数の穴から樹脂流入
掲載日 2016年09月19日 日刊工業新聞
【仙台】プラモール精工(宮城県富谷町、脇山高志社長、022・348・1250)は、射出成形機の金型内に組み込んで成形不良を防ぐ部品「レボゲート」を拡販する。
同製品の特許をこのほど取得したのを機に、全国の会場で製品説明をする「講演会」のラインアップに加える。さらに、2016年4月から海外営業の担当者を配置するなど営業活動を強化する。
これにより、同製品の売り上げを国内外合わせて18年度に15年度比で5倍に引き上げる。
レボゲートは、上部の穴から樹脂を流し込む際に使用するゲートブッシュ。ゲート先端部に微細な穴を2、3カ所開け、一つのゲートで複数の穴から樹脂を流し込めるのが特徴。一つの穴から注入する場合に比べて樹脂の流量が増え、
低圧でも短時間で成形できる。
一つひとつの穴は小さいため、樹脂流路を外す際に固化不十分な樹脂により起きるゲート穴の突起を抑えられる。先端部分と軸部分を別に加工し、後からスライドさせて金型に組み込む。
一体加工する場合と比べて加工時間を25-30%程度に短縮した。レボゲートの価格は穴の直径が0.3㍉-0.8㍉㍍の標準品で2万2000円(消費税抜き)から。また、特注対応する場合は穴直径0.1㍉㍍から対応する。
最終更新日:2016-11-18
プラモール精工、プラ射出成型向けガス抜きピン開発-バリ発生量を低減!
掲載日 2010年06月16日 日刊工業新聞
【仙台】プラモール精工(宮城県富谷町、脇山高志社長、022・348・1250)はプラスチック射出成形時に金型内部にたまるガスを抜くピン「ガストース」を開発した。
バリの発生量を低減し、成形用樹脂の補充不足を解消する。エジェクターピンなどの代替として既存の金型に組み込んで使える。直径2ミリメートルサイズのピンの場合、価格は1万8000円から。サイズはオーダーメードにも応じる。月1000本の販売を目指す。
ガストースの内部は空洞で、高温の樹脂から発生するガスを金型の外に排出する。金型内からガスを抜く穴の幅を0・05ミリ―0・005ミリメートルと細く設計することで、樹脂の流入を防ぐとともに、適度にガスが抜けるよう工夫した。穴のサイズは流し込む樹脂の粘度に合わせて選択できる。またピンに樹脂が詰まった時は同社が引き取って洗浄するサービスも提供する。
最終更新日:2010-07-07
ホームページ一部リニューアル
最終更新日:2016-11-18
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