---
【複合加工機による丸物の難しい加工】
金属加工では、円筒形状を基本とする「丸物」であっても、単純な旋削だけでは対応が難しい形状があります。特に、円周方向に対して角度のついた面や、複数の加工方向が組み合わされた形状では、加工方法や段取りの検討が重要です。
複合加工機は、旋削加工を中心としながら、穴あけやミーリングなど複数の加工を組み合わせて加工できる工作機械です。丸物の外径・内径加工だけでなく、複雑な形状を一連の工程で加工できる点が特徴です。
【複合加工機が丸物の難加工に適している理由】
丸物の加工では、ワークを回転させながら外径や端面を加工する旋削加工が基本となります。しかし、製品形状によっては、斜めの面や溝、穴、切欠きなど、旋削だけでは加工しにくい部分が発生します。
複合加工機では、旋削に加えて工具を使ったミーリング加工などを組み合わせられるため、複雑な形状にも対応しやすくなります。
例えば、円筒形状の部品に対して、次のような加工が必要になるケースがあります。
・外径や内径の旋削加工
・端面の加工
・溝加工
・穴あけ加工
・角度のついた面の加工
・円周上の位置に合わせた加工
・複数方向からの加工
このように加工内容が増えるほど、工程設計やワークの固定方法が重要になります。複合加工機を活用することで、複数の加工を効率的につなげられる可能性があります。
【角度が曲がった形状は加工難易度が高い】
丸物の中でも、特に難しいのが直線的な円筒形状から外れた部分を持つ製品です。
例えば、円筒部分に対して斜めに面が入っている形状や、軸方向に対して角度を持った加工面がある場合、工具をどの方向から当てるかを慎重に検討する必要があります。
加工する角度や位置によっては、工具とワークの干渉、加工代の確保、切削条件なども考慮しなければなりません。
さらに、複数の角度が組み合わさった形状では、図面上の寸法だけでなく、各加工面の位置関係を正確に把握することが求められます。
そのため、難しい丸物加工では、設備の性能だけではなく、加工形状を理解したうえで適切な工程を組む技術力が重要です。
【複合加工機による一体的な加工】
複雑な丸物では、旋盤加工後に別の工作機械へ移動して追加工を行う方法もあります。しかし、工程が増えると、ワークの再セットや位置合わせが必要になります。
再セットする際には、基準位置の取り直しなどが発生するため、加工内容によっては工程管理が難しくなります。
複合加工機で対応できる形状であれば、一連の加工工程をまとめやすくなり、段取りの削減につながります。特に、旋削部分とミーリング部分が組み合わされた丸物では、複合加工機の特性を活かしやすい分野です。
もちろん、すべての難形状を一台で加工できるわけではありません。ワークの材質、寸法、形状、要求精度、加工数量などを確認し、適切な加工方法を選定することが大切です。
【難しい加工ほど事前の加工検討が重要】
角度のついた丸物や複雑な形状を加工する場合、実際に加工を始める前の検討が品質を左右します。
図面から加工面の位置関係を確認し、どの工程でどの部分を加工するのかを整理します。そのうえで、ワークの保持方法や工具の進入方向、加工順序などを検討します。
特に、複雑な形状では、一つの加工が別の加工に影響することがあります。加工順序を適切に設定することで、加工時の干渉を避けたり、安定した加工につなげたりすることができます。
また、完成形状だけを見るのではなく、素材からどのように削り出していくかを考えることも重要です。
【丸物の複雑形状加工に求められる技術力】
難しい丸物加工では、単純に工作機械を動かすだけでは十分ではありません。図面を読み取り、製品形状を理解し、加工工程へ落とし込む技術が必要です。
特に角度のある加工では、加工面の向きや位置を正確に把握することがポイントになります。
また、加工する材質や形状によって、使用する工具や切削条件も変わります。細長い丸物では加工中の振れやたわみへの配慮が必要になる場合もあり、製品ごとに適切な加工方法を検討することが重要です。
このような理由から、難しい形状の部品を外注する際には、「丸物だから旋盤加工」という単純な判断ではなく、複合加工機を含めて対応可能な設備と加工技術を持つ企業へ相談することが有効です。
【幅広いエリアに対応できる体制】
大研工業は宮城県大崎市を拠点に、東北、関東、東海から関西エリアまで幅広く対応しています。秋田県、宮城県、山形県、福島県、岩手県の東北一円に加え、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、栃木県、茨城県の関東一円、さらに静岡県、愛知県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県を含むエリアへの発送にも迅速に対応しています。その他地域についても相談可能なため、遠方の案件でも依頼しやすい体制です。
【複合加工機による難しい丸物加工を相談するなら】
丸物加工では、外径や内径などの基本的な旋削加工だけでなく、角度のついた面や複雑な形状への対応が必要になる場合があります。
複合加工機を活用すれば、旋削とミーリングなど複数の加工を組み合わせ、複雑な丸物形状に対応できる可能性があります。
特に、加工工程が多い部品や、複数方向からの加工が必要な部品では、加工方法を含めて相談できる加工会社を選ぶことが重要です。
図面だけでは加工方法の判断が難しい場合でも、製品形状や材質、数量などの条件を確認することで、適した加工方法を検討できます。角度が曲がった形状、複雑な切削形状など、一般的な旋盤加工では難しい丸物についても、まずは加工内容を具体的に相談することが解決への第一歩となります。
お問い合わせ先
大研工業株式会社
〒989-6213
宮城県大崎市古川保柳字北田38-1
TEL:0229-26-2333 FAX:0229-26-2335
E-mail: mnfct@pro-daiken.com
URL: https://www.pro-daiken.com/
| 会社名 |
大研工業 株式会社 (だいけんこうぎょう) |
エミダス会員番号 | 71473 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 宮城県 大崎市 |
| 電話番号 | 0229-26-2333 | FAX番号 | 0229-26-2335 |
| 資本金 | 2,000 万円 | 年間売上高 | |
| 社員数 | 40人 | 担当者 | 今野 崇輝 |
| 産業分類 | 治工具 / 測定機械 / 産業用機械 | ||
コンテンツについて
サービスについて
NCネットワークについて
