{概要}
調整ツマミの製作は、精度が求められる難しい仕事。今回のプロジェクトでは、SUS303とC3604の異なる2種類の材料を組み合わせ、Φ18×80という長めのサイズで製作しました。しかも月産50個の少量生産なので、1個ずつ丁寧に仕上げる必要がありました。細かなディテールにこだわりつつ、NC旋盤で高精度な加工を行いました。

◇調整ツマミとは？
調整ツマミは、測定器の操作性を向上させるための重要なパーツ。SUS303の耐食性とC3604の加工性を活かし、耐久性と操作性の両方を兼ね備えています。サイズはΦ18×80と細長いため、NC旋盤による精密な切削加工が求められます。

◇使用例
・精密測定器の調整部
・光学機器のフォーカスダイヤル
・産業用機器の操作パネル
・医療機器の微調整機構

◇加工方法
調整ツマミの製作には、SUS303のステンレス部分とC3604真鍮部分の複合加工を行いました。使用したNC旋盤は、ミヤノ製の高精度機で、異なる素材の削り出しも安定して行えます。特に、Φ18×80の長さに対してもブレなく加工ができるため、精度の高い仕上がりが実現しました。

◇取組み
この少量生産では、1個1個の品質に特にこだわり、厳格な検査を徹底。ISO9001認証の下、表面仕上げや寸法の精度確認を行い、高品質を保ちました。複合材の特性を最大限に引き出し、長期使用に耐える調整ツマミを実現しました。

◇まとめ
精密測定器用の調整ツマミをお探しなら、SUS303とC3604の複合加工で確かな品質を提供します。少量生産にも柔軟に対応し、どんなオーダーにもお応えします。ぜひご相談ください！

◆企業情報
株式会社石高精工

■本社
〒954-0124　新潟県長岡市中之島895
TEL：0258-66-6515
FAX：0258-66-0067
ホームページ:https://www.isitaka.jp/