{概要}
船舶部品の製作において、サイズが小さいながらも高精度を求められる「ケース」。特に、Φ32×20というサイズの製作には手間がかかり、SUS304材の加工性の難しさがさらに挑戦を増します。初めてこのプロジェクトに着手したときは、NC旋盤のセッティングに苦労しましたが、チームの連携で試行錯誤を乗り越えました。

◇ケースとは？
SUS304製のケースは、腐食に強く、長期にわたって信頼性が求められる船舶部品の一つです。この製品は、その寸法の小ささと複雑な形状が特徴であり、NC旋盤を駆使してミクロン単位の精度を実現しました。

◇使用例
・船舶用センサーケース
・エンジン内部の保護パーツ
・船体外部に使用される防水構造の部品

◇加工方法
ケースは、NC旋盤を使用して加工しています。使用した設備は、ミヤノ製の「BND-42S5」というサブスピンドルとアルプスオイルフィーダーを備えた高精度機械。この機械によって、SUS304の難削材でも安定した加工を実現しました。

◇取組み
このプロジェクトでは、品質管理に特に注力。ISO9001認証の下、CCDモニターを用いた外観検査を実施し、個人差のない高精度検査を徹底しました。さらに、真円度測定器（RA-1500）を使って、寸法精度を細部まで確認しています。

◇まとめ
もし、船舶部品の精密な加工でお困りの際は、高精度なNC旋盤加工技術で対応します。難削材や複雑な形状も対応可能なので、どんなニーズにもお応えします！

◆企業情報
株式会社石高精工

■本社
〒954-0124　新潟県長岡市中之島895
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FAX：0258-66-0067
ホームページ:https://www.isitaka.jp/