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試作部品が完成しても、そのまま量産へ移行できるとは限りません。試作では1個や少量で成立していた加工方法が、数量増加によってコストや納期、品質の面で適さなくなる場合があります。特に精密部品では、試作段階から量産時の加工方法や素材、検査方法まで見据えておくことが重要です。試作から量産への移行をスムーズに進めるには、どの段階で何を確認すべきかを整理しておく必要があります。この記事では、精密加工における試作から量産への移行方法と、相談時に確認したいポイントを紹介します。
【技術・製品概要】
試作から量産への移行では、試作で得られた結果をもとに、量産に適した工程や設備、品質管理方法を決めていきます。試作時の加工方法をそのまま量産に使用する場合もありますが、数量やコスト、加工時間によっては工程の見直しが必要です。
株式会社サンブライトでは、試作1個から少量生産、月産10,000個程度の量産まで対応しています。マグネシウム合金、アルミ合金、ステンレスなどの切削加工に加え、ダイキャスト素材の活用や表面処理、測定まで含めた生産方法を検討できます。
【特長・技術ポイント】
〈試作段階から量産を見据えた加工方法を検討〉
試作では、部品の形状や寸法、機能を確認することが優先されます。一方、量産では加工時間、材料費、工程数、品質の安定性なども重要になるため、試作時とは異なる加工方法が適する場合があります。試作段階から将来の生産数量を共有しておくことで、量産移行時の工程変更を抑えやすくなります。
〈加工方法を数量に応じて見直す〉
少量の試作では総削り加工が適していても、数量が増えるとダイキャスト素材などを活用した方が適する場合があります。部品形状や寸法、公差、数量を確認しながら、総削り品と成形素材のコストや加工工程を比較することが重要です。素材の選択を含めて検討することで、試作から量産への移行を進めやすくなります。
〈試作結果を量産条件へ反映〉
試作で確認した寸法や形状、加工上の課題は、量産工程を決めるための重要な情報になります。三次元測定、画像測定、表面粗さ測定、真円度測定などによって得られたデータをもとに、量産時の加工条件や検査方法を検討します。試作段階で問題点を把握しておくことが、量産開始後の品質トラブルの抑制につながります。
〈素材から表面処理まで工程を整理〉
量産では、切削加工だけでなく、素材調達や表面処理、塗装、検査、梱包までを含めた工程設計が必要です。株式会社サンブライトでは、ダイキャストメーカーとの連携により、素材から切削加工、表面処理、塗装、測定までを含めた生産体制を構築しています。複数の工程をまとめて検討できるため、量産移行時の工程整理にもつながります。
【活用例】
〈光学部品の試作から量産〉
カメラやレンズなどの光学部品では、試作段階で真円度、同軸度、ねじ形状などを確認する必要があります。試作で得られた加工データをもとに、量産時の加工工程や検査方法を検討します。光学部品の精密加工で培った技術を活用し、試作から量産までの生産数量に応じた加工に対応しています。
〈マグネシウム合金部品の量産移行〉
マグネシウム合金部品では、試作時の削り出し加工から、量産時のダイキャスト素材と切削加工を組み合わせる方法へ移行するケースがあります。形状や精度、数量を確認しながら、加工方法を比較することが重要です。AZ31やAZ91などのマグネシウム合金を含め、試作から量産までの加工方法を検討できます。
〈自動車・産業機械部品の生産拡大〉
自動車用部品やロボット部品、空油圧装置部品などでは、試作後に生産数量が増える場合があります。試作段階で確認した仕様をもとに、マシニング加工、NC旋盤加工、複合加工などから適した工程を検討します。生産数量の変化に合わせて加工方法を見直せることが、量産移行の重要なポイントになります。
【判断軸・導入メリット】
試作から量産へ移行する際は、試作部品が完成した時点で終わりと考えず、次の生産段階に必要な条件を整理することが重要です。
・試作時の加工方法
・量産予定数量
・目標とする加工コスト
・必要な寸法精度や公差
・素材の種類
・加工工程数
・表面処理の有無
・必要な検査項目
・量産開始時期
・将来的な生産数量の変化
特に重要なのは、試作と量産で同じ加工方法を使用する必要があるとは限らない点です。試作では加工の自由度が高い方法を採用し、量産では加工時間や材料歩留まりを考慮した方法へ変更することがあります。ダイキャスト素材と切削加工の組み合わせなど、部品形状に応じた製造方法を検討することが必要です。
また、試作段階で量産時の測定方法を検討しておくことも重要になります。試作で確認した項目を量産時にも継続して管理できるよう、測定機器や検査工程を整理しておくと、品質の安定につながります。三次元測定機や画像測定器などを活用し、寸法や形状を確認する体制も整えられます。
【まとめ】
試作から量産への移行では、試作品の完成だけでなく、数量増加を前提とした加工方法、素材、工程、検査方法の見直しが重要です。試作時の加工方法をそのまま量産に使用する場合もありますが、ダイキャスト素材の活用や加工工程の変更によって、より量産に適した生産方法を検討できる場合があります。
株式会社サンブライトでは、試作1個から少量生産、月産10,000個程度の量産まで対応し、素材、切削加工、表面処理、塗装、測定を含めた工程を検討できます。試作数量、量産予定数、必要精度、素材、使用環境、表面処理の有無などを整理することで、量産移行に向けた具体的な検討が進めやすくなります。試作から量産までの加工方法を一貫して検討したい場合は、早い段階から相談することが重要です。
【お問い合わせ先】
株式会社サンブライト
本社:福島県双葉郡大熊町大字小良浜字高平 676-1
会津河東工場:福島県会津若松市河東町工業団地 2-3
TEL:0242-76-1020
FAX:0242-76-1021
URL:http://www.sunbright-f.co.jp/
| 会社名 |
株式会社 サンブライト (さんぶらいと) |
エミダス会員番号 | 70937 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 福島県 会津若松市 |
| 電話番号 | 0242-76-1020 | FAX番号 | 0242-76-1021 |
| 資本金 | 3,000 万円 | 年間売上高 | 110,000 万円 |
| 社員数 | 70人 | 担当者 | 小森 和行 |
| 産業分類 | 産業用機械 / OA機器 / 輸送機器 | ||
| 主要取引先 |
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