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精密部材の加工では、「どの工法を選ぶか」が製品の歩留まりやコスト構造を左右します。特にエッチングとプレス加工は一見似ていますが、得意領域や対応できる材料構成、次工程への影響が大きく異なります。オーティスは、両者の特性を踏まえて設計段階から最適な加工フローを整え、コストも精度も譲らない選択基準をお客様とともに築いています。
【エッチングの利点と限界をどう見極めるか】
エッチングは、薬液やプラズマで不要部分を化学的に除去する加工法です。金型を使わずに微細形状を形成できるため、初期費用を抑えながら高精度の試作に適しています。しかし、厚みのある材料や粘着層を含む複層材では反応ムラが生じやすく、形状精度が安定しません。さらに、部品がシート供給になるため、自動実装工程への組み込みが難しいという課題もあります。
そのため、オーティスでは試作段階ではエッチングを活用しつつ、量産移行時にはプレス方式への切り替えを前提に工程設計を検討します。
【プレス加工で複層材と量産効率を両立する】
プレス加工は、金型を用いて材料を機械的に打ち抜く方法であり、複数層のフィルムや粘着材、金属箔を一度に成形できます。オーティスは金型を自社で設計・製作しており、刃先形状や深さを材料特性に合わせて最適化。±0.05mm以下の精度を量産レベルで確保しています。
特に、複層材をまとめて抜く「外形まとめ抜き」と独自の位置合わせ機構により、層ズレや歪みを抑えた打ち抜きを実現。ラミネート工程と連動したプレス設備を活用し、材料ロスを最小化しながら高い寸法安定性を維持しています。
【コスト構造から見る適材適法の判断基準】
エッチングは「初期コストが小さいが、ランニングコストが高い」構造、プレスはその逆です。少量試作や単層材ではエッチングが有利ですが、中〜大ロットや複層材ではプレス加工が圧倒的に優位になります。
オーティスは、材料構成や数量、製品公差などを踏まえ、工程ごとのコストカーブを見える化。試作時のデータを基に、量産段階で最も安定した品質とコストバランスを取る設計判断を支援します。
【エッチング領域を越える総合対応力】
「エッチングではコストが高い」「プレスでは精度が不安」――そんな境界領域こそ、オーティスの真価が発揮される領域です。内製金型による微細抜きと積層制御、リール化による自動化提案までを一貫して支援。単なる加工比較ではなく、設計・工程・供給形態まで統合した最適解を設計段階から提示します。まずは一度、試作から量産への移行課題をご相談ください。
※記事下のEMIDASフォームからお問い合わせいただくか、PDFをダウンロードしてご確認ください。
【コラム監修】
角本 康司|オーティス株式会社 代表取締役。微細プレスや多層ラミネート等の量産立ち上げに長年携わり、年間100件超のご相談に現場と並走。工程内検査やトレーサビリティ設計、異物対策の標準化まで、設計〜量産の橋渡しを監修。最近は精密プレスとエッチング代替領域の工程設計にも注力しています。
| 会社名 |
オーティス 株式会社 (おーてぃす) |
エミダス会員番号 | 69715 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 岡山県 真庭市 |
| 電話番号 | 0867-42-3690 | FAX番号 | 0867-42-3694 |
| 資本金 | 3,000 万円 | 年間売上高 | 370,000 万円 |
| 社員数 | 400人 | 担当者 | 角本 康司 |
| 産業分類 | 通信機器 / 電子部品 / 医療機器 | ||
| 主要取引先 |
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