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AI(人工知能)技術のこれまで
AIとは「Artificial Intelligence(アーティフィシャル インテリジェンス)」を略した言葉であり日本語では「人工知能」。一般的には、言葉の理解や認識、目の前の事象に対する推論、特に最近では文章や画像果ては動画の生成などのような、知的行動や何かを創造することをコンピュータに行わせる技術を指します。
人工知能の概念は1940年代には既に存在しており、1956年のダートマス大学で行われた研究会で初めて、計算機科学者ジョン・マッカーシーにより広められ、1960年代にエキスパートシステム(専門家のように判断できるシステム)が開発されましたが、AI技術の開発は一時下火になりました(第一次AIブーム)。
その後、1980年代からは前述のエキスパートシステムが様々な場面で活用され始め、日本でも1982年に「第五世代コンピュータープロジェクト」が発足し、実に570億円もの予算が投じられました。しかしながら、膨大なデータ入力やルール化を人間が行う必要があるなどの課題があり、1995年頃から徐々に下火となりました(第二次AIブーム)。
2000年代に入り、「ビッグデータ」と呼ばれる大量のデータが利用可能になったこととコンピュータの計算速度の向上により、人工知能自身が知識を獲得する「機械学習」が実用化され、さらに2006年にはコンピュータ科学及び認知心理学者のジェフリー・ヒントンにより、機械学習の手法の一つである「ディープラーニング」が開発されたことをきっかけに、AI技術の開発は飛躍的な進歩を遂げ現在に至っております(第三次AIブーム)。
オーティス株式会社でのAI技術の導入事例
オーティス株式会社では多種多様な製品を取り扱っているため、一つ一つの製品に対する検査の自動化が難しく、多くの製品に対する外観検査は作業者の眼による検査(官能検査)を導入しております。
この検査は、製品をそのまま観察し、時には拡大鏡やモニターに映し出すなどして実施しておりますが、人による検査ということもあり、過剰品質になりすぎずに歩留まりを一定に保つことが非常に難しい検査となっております。
この課題について弊社はこのたびAI(人工知能)による画像検査装置の開発・導入に成功しました。
方法としては、専用のカメラとPCを接続したモニターを設置し、モニターに表示された製品の外観画像に対して、AIによる画像処理を施す、というものです。
AIには前述の機械学習を利用し、想定されるNG項目を予め画像と共に学習させ、実際のラインで流れてくる製品に対して外観検査を実施させています。
これにより、検査結果のバラつきを抑えることや判定時間の削減による検査工数の削減が達成できました。
また今後は、AI画像検査装置にNG品を自動的に除去する機構などを組み合わせた装置の開発を進めております。
多様化するお客様のニーズにお応えするため、
フィルム加工・テープ加工を得意とするオーティス株式会社では
卓越したプレス加工技術と期待を超える品質を核として、圧倒的なスピードでお客様の技術課題の解決と製品価値を高めるフィルム製品・テープ製品を提案・創造してまいります。
お気軽にご相談ください。
会社名 |
オーティス 株式会社 (おーてぃす) |
エミダス会員番号 | 69715 |
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国 | 日本 | 住所 |
日本 岡山県 真庭市 |
電話番号 | 0867-42-3690 | FAX番号 | 0867-42-3694 |
資本金 | 3,000 万円 | 年間売上高 | 330,000 万円 |
社員数 | 230人 | 担当者 | 窪山 成典 |
産業分類 | 通信機器 / 電子部品 / 医療機器 | ||
主要取引先 |
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