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超硬パンチは、プレス金型や精密成形用部品として、電子機器、自動車部品、通信機器などの生産に不可欠な存在です。特に近年では、より高精度で長寿命なパンチが求められる傾向にあり、Ra0.2μmの鏡面仕上げや±0.002mm以内の寸法精度対応が重要な要件となっています。本記事では、超硬パンチの精密加工事例を中心に、要求される仕様や対応技術について解説します。
【超硬パンチとは】
超硬パンチは、タングステンカーバイドを主成分とする超硬合金を材料に用い、高い耐摩耗性と剛性を兼ね備えた成形用の金型部品です。小型電子部品の抜き加工や金属端子の打ち抜きなど、高い寸法安定性と加工再現性が求められる場面で広く使用されています。
【Ra0.2μmの鏡面仕上げの意義】
Ra0.2μmという表面粗さは、鏡面に近いレベルの仕上げ状態を意味し、摩耗や汚れの付着を防止するうえで極めて効果的です。具体的なメリットは以下の通りです。
・抜き加工時の抵抗軽減により、製品精度が安定
・摩擦低減による工具寿命の延長
・材料の貼り付きや目詰まりを防止
・後工程での洗浄性が向上
このように、Ra0.2μmの鏡面仕上げは、単なる見た目の美しさだけでなく、機能性の向上にも直結しています。
【高精度加工の実績事例】
以下は、実際に加工された超硬パンチの事例です。
・Φ0.62mm先端、長さ55mm、有効長6mmの極細パンチ
・Φ4×2.5×0.4mm、有効長8mmの異形状パンチ
・Ra0.2〜0.3μmで鏡面ラップ仕上げを施した自動車用ピン
これらの製品はいずれも±0.002mm以内の寸法公差で加工され、複雑形状・微細寸法・高硬度材に対応した技術力の証明となっています。
【鏡面仕上げの工程と設備】
Ra0.2μmレベルの鏡面仕上げを実現するには、高精度ラッピング機と熟練の手仕上げ技術が必要です。主な設備は以下の通りです。
・ヤマシタワークス YT-300
・三和商工 LAPTRON55R
・真円度測定機(RONDCOM40A)
・非接触測定機(VR-3000)
さらに、加工後の検査も恒温検査室で実施され、表面粗さや形状精度を全数で測定・記録しています。
【多品種小ロットへの対応力】
超硬パンチの製作においては、1個からの試作、小ロットでの量産、100個以上の多品種生産まで幅広く対応可能です。形状の自由度も高く、先端が薄い、細い、内径があるなど、一般的に難しいとされる仕様にも対応しています。
【加工対応サイズと素材】
・丸物:最大直径100mmまで(それ以上は要相談)
・角物:1×1×0.1mm〜100mm角まで対応
・対応素材:一般的な超硬合金から超微粒子超硬合金、セラミックなど
【品質保証体制】
製品のすべてに対して三次元測定機、真円度測定機、レーザー測定機などを活用した全数検査を実施。恒温室での厳密な管理のもと、ばらつきを抑えた品質保証体制を確立しています。
【こんなニーズに対応します】
・高精度な超硬パンチを1個から製作したい
・Ra0.2μm以上の表面仕上げを必要としている
・先端が鋭利で折れやすい形状に対応してほしい
・抜き加工で摩耗が激しいため長寿命品が必要
・他社で断られた形状や精度を実現したい
【まとめ】
超硬パンチは、その耐久性と寸法精度により、量産現場の安定稼働に大きく貢献する部品です。特にRa0.2μmの鏡面仕上げや±0.002mm以内の精密加工を実現するには、高度な設備と技術の融合が必要です。高品質な超硬パンチを求める際には、柔軟な設計提案と精密加工ノウハウを持つ加工メーカーに相談することが重要です。
【お問い合わせ先】
有限会社松川製作所
TEL:044-588-5354
FAX:044-588-7276
URL:https://matsukawa-mfg.com
| 会社名 |
有限会社 松川製作所 (まつかわせいさくしょ) |
エミダス会員番号 | 59902 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 神奈川県 川崎市幸区 |
| 電話番号 | 044-588-5354 | FAX番号 | 044-588-7276 |
| 資本金 | 300 万円 | 年間売上高 | |
| 社員数 | 31人 | 担当者 | 営業窓口 |
| 産業分類 | 治工具 / 工作機械 / 産業用機械 | ||
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